過去の恥ずかしい記録をまとめました。

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2010年2月14日(日)

こまったこまった、コマドリ姉妹(うぷぷ)・・・

ここを更新する時間がまったく作れない。
ほんとに、こまったこまった、

 よく、時間は作るもんだっていわれますが、そうやって苦労して作った時間はすべて作業の方へつぎ込んでしまい、結局何も出来ない。こまったもんだで・・・。

 ところで・・・。

 フラッシュコンテンツを教育教材に利用できるということに、ようやく気が付いたお偉いさん方がいるようです。
 何をいまさら・・・ですね。
 若い先生方はとっくの昔から着手しているというのに。このホームページにも時々ご訪問頂き、そのようなコンテンツに利用できそうなフラッシュ素材をお持ち帰りされている先生方からメールを頂くこともあります。

 我々の時代に、教室にあるものといえば黒板だけ。そこに書かれる文字と説明を聞いて学習するのが学校だった。
黒板以外にも補助的なモノとして、でっかいソロバンがあった。おにぎりぐらいのコマをよいしょって、持ち上げてソロバンの授業を受けた記憶がある。あと、でっかい三角定規や分度器もあったな。

 いまは違うらしい。パソコンとプロジェクターなんだって。

 どっひゃ~。近未来学校ぢゃん。というかそんなコトに驚いていては恥かしい。歳がバレるというもんだ。
 昔から教材用のソフトってイロイロ出ているが超高価。先生のお小遣いで自腹を切って購入していたら、財布がいくつあっても足りない。ぢゃ、県で買ってよ? んにゃ、そんなお金はおまへん。と、簡単にはクビを縦に振らない。これが現状。
 そこで目をつけたのが安いコストで効果がある、フラッシュを利用したコンテンツ。
先生方でもブログやホームーページを作られている方が大勢おられる。そうするとフラッシュを使える方もおられる。作ったコンテンツを教室に持ち込めば立派な教材として利用できる・・・という流れ。

 最近ようやく重い腰を上げたある都市の偉い方が、ぢゃ、お金はこれだけしかないけど、どっかでまとめて作ってもらえば?
という経緯で、現在お尻に火を点けられて〝ひぃ~ひぃ~〟云って作っているコンテンツがそれ、というわけ・・・。

 今は算数・数学のみだけど、たしかにコレで動かして説明を受けると説得力があって解かりやすい。
ただ、使い方を間違うと逆に不便なものになる。たとえば、ソロバンのシミュレーションも作ったけど、これは道具のシミュレーションなだけで、本物のソロバンを手に持ったほうが理解しやすいのでパソコンでなくてもいい。(ま、作れという命令だったので作りましたけど・・・)

 やはり使えるのは図形や面積といった、紙面上では表現しにくいもの。実際に図形が回転して、ほらコッチの図形とぴったり同じになりましたとか、こう変形させると、ほらこういうカタチになるでしょ。とかやると、先生が黒板にチョークで書きなぐって説明するよりも、すっと頭に入ってくる。

 三平方の定理(ピタゴラスの定理)の証明で、〝ユークリッドの証明〟って習ったの覚えていますか?
 三平方の定理というのは直角三角形の斜辺の長さの二乗は、高さの二乗+底辺の二乗 になる、というやつ。理系のお仕事をされている方なら、嫌というほど使っているものですよね。

 利用はしているがなぜそうなるかといわれると、〝うっ〟 って詰まってしまう。それを説明する方法はイロイロあるが、中でも有名なのが〝ユークリッドの証明〟。

 コレを紙面で説明しても、そう簡単には理解できない。現に私もそうでした。でも、フラッシュコンテンツを利用して、図形が画面内で回転して、変形して、説明が出て、って見せつけられると、おぉぉ、なるほど。確かに・・・。てな感じで簡単に納得させられてしまう。
 手品のように誤魔化された感が残るのは、幾何学の知識が蒸発してしまった、自分の脳味噌のせいですな。


脳味噌、とろとろです・・・。 ((^┰^))ゞ テヘヘ