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2012年 8月 8日(水)
火星の夜明け・・・
やってくれました。NASAがまた新たなページを……。
火星っす。かせい……。
着陸っす。
前回はたしか『マーズ・エクスプロレーション・ローバーA』と『B』の二台が元気に走り回ってくれました。
水の流れた跡を発見したり、塩水の海岸跡、らしきものを見つけたり、ニュースを見るたびワクワクしてました。
このときは、パラシュートで速度を落した後、ボール状のモノに包んでバウンドさせて軟着陸させるという、アクロバットみたいな方法で、そんなムチャクチャなやり方で大丈夫なのか? と心配したんですが、ちゃんと着陸しましたね。
今回着陸したしたローバーの愛称は『キュリオシティ(好奇心)』というそうです。何がすごいって、その重量。
『マーズ・エクスプロレーション』のローバーが185Kgに対して、900Kg。ほとんど軽自動車クラス。こいつを空から軟着陸させるのに、パラシュートとボールバウンド方式では、空気の薄い火星では重過ぎて不可能だと。
で、考えられたのが、ぬあんとロケットの逆噴射でブレーキを掛けながら、空中から吊り下げて地面に降ろすという、信じられない方法。スカイクレーンて言うらしい。
これって、地球から遠隔操作ではできないでしょ。何かあっても時差があるので、情報が地球に届いたときにはもう手遅れに。なので自立制御ですべてやっちまうんでしょうね。
落下する900Kgの物体をスタンドアローン(自立制御)で空中に静止させて、それを吊り下げたまま地面にゆっくり降ろすって…。
無理っす。
信じられん。
大昔、人類が月面へ着陸したときは、学校から帰ってテレビに釘付けになったのを覚えてますが、それに匹敵するほどの興奮を覚えますね。
ところで、前回火星上で走り回っていた『ローバー』たちは、今どうしているのかと調べてみたら、『ローバーB』は2007年7月、ビクトリア・クレータの内部に調査に出かけることになり、もう平地には戻れなくなるかも、と心配されたのですが、2008年9月。無事に戻って来たあと、モーターの不調を起こしているとのことです。
もともと2004年1月に着陸してから、任務期間が保障期間の3ヶ月だったので、この長期活動は奇跡でしょうね。
『ローバーA』のほうは、2009年まで元気だったのに、トロイと呼ばれる砂地で足を取られて動けなくなり、その後2010年1月。脱出を断念してその場で、電池の尽きるまで静止の観測をしているそうです。
誰も住んでいない荒地でひとりポツンと、眺めている火星の景色はどう映っているんでしょうね。
う~む ( ̄ω ̄;)
2012年 8月14日(火)
帰省の夜は明けて・・・
今回は私的なことを書きますので、『である調』と『ですます調』の語尾を混ぜていきます。
食器の音で目が覚めた。
「おいおい。昨日オリンピックの閉会式を午前4時半に見ようとしたんだから、もう少し寝かしてくれ」
と片目を開けて時計を見ると。
午前7時30分の文字が。
昨日は閉会式を…。見たのか?
見ていない。
午前4時28分までは起きていたのに、気づいたら、今。
午前7時30分だった。
あちゃぁー勿体無い。と起き上がって周りの変化にちょっと焦る。
そうだった。実家で寝ていたのを思い出した。
昨日から年中行事となった帰省を果たし、昨夜は『かずやん』さんのお店にも顔出していたんだった。
まだ夏の陽を浴びるお店
『かずやん』さんのお店はワインバーなので、夜の景色しか知らない方には超珍しい昼間のお店の様子です。
三十年以上ここでお店を構えておられるので、イロイロな有名人が訪れるという。
ブログでこのお店へ顔を出す、と書かれることもあって、そのときはファンが押し掛けて来るそうだ。
すごいねぇ。
ワタシが訪れても、誰も来ませんけどね──。
陽の下の『かずやん』。めったに見れませんから
あんまり長居すると、実家でワタシを待っている連中が怖いので、ピザをお土産に焼いてもらって、それでご機嫌を取ろうという算段で注文した。
午後7時前に実家へ戻ると、すぐ妹も帰宅していつもの食べて飲んでが始まる。
今夜は豚肉の冷シャブだ。豚肉を片栗粉でまぶしてお湯を通し、冷水で冷やしてサラダの上に並べる。こうすると豚肉の旨みが外に流れずに、また、豚肉も艶々してとても美味しそうに見える。一石二鳥の効果がある。
そっちは女性陣に任せて、ワタシは短冊になった魚を刺身に切る。包丁も握れるプログラマーを目指して日夜修行してますから……。
すでに『かずやん』さんのお店で出来上がっているもんだから、途中でダウン。気がつくとテーブルの下で寝ていた。
ワタシ、どこでも寝れるプログラマーを目指して、キャンパーをしていましたから……。
で、午前4時半の閉会式だけは、リアルタイムで見ようと起きたのに、気づくと午前7時半というシーンへ戻します。
まだ早いのでどうしようかと思い、テレビのある部屋へ入り、点けてぼぉぉっとしている目の前へ、缶ビールがトンっと置かれた。
美味そうに、冷たい汗を垂らしている青い缶を見ると、
「飲むでしょ」と、これまた透明のグラスをトンっと置いてカミサンがにっこりと。
よくできた嫁である。いやいや、朝からビールを出してくるほうが何かたくらんでいるのか…?
ご心配なく。これが我が家なんです。年に2日だけ、夏と冬にパソコンから離れるワタシに与えられた、至高の時間の使い方なんですね。
夏の時間は一瞬に過ぎ去るのでした。
陽炎の向こうには、『甲山』が……
ちなみに、お墓参りは秋です。
山の向こう、峠を越えた先にお墓があるので、夏は焼け死ぬという母親の意見でそうなっています。
『かずやん』さん、ご馳走さまでした。
2012年 8月19日(日)
嵐の夜は明けて・・・
昨日、関西は大嵐になりました。
午後二時半頃から、四時半ごろまでバケツを5万杯ほど(←嘘)ひっくり返したような、そりゃものすごい雨とカミナリでした。
Xバンド MPレーダ雨量情報で見ていましたら、最初は1時間20mm程度の雨が降ってきて、おぉぉっと思っていました。この時は、まぁ普通の夕立ぐらいですね。
次に見ると、赤レベルに。これでだいたい1時間50~100mmのレベルです。ここまでくるとすごいです。激しい夕立程度になり、カミナリもビカビカ。ドガァァーン。
次に画面を見てびっくり仰天。我が家の地域が、最大レベルの紫色の数値、1時間100mm以上、上限なしのレベルに入ってました。
これはちょっち、大ビビリですよ。
窓の外は、まだ午後三時ごろなのに、夜かと思うような暗さ。それだけでも不気味なのに、思わず、洗車機の中かよ! と叫びそうな土砂降りの異様な世界に変わってました。
そりゃもう。土砂降りの中の大土砂降り。土砂降り界の大王様やぁぁ~、という状態で、植木が今にもひっくり返りそうな強い風と、高圧実験設備の暴走状態の中に放り込まれたような、連続放電現象に超びっくり。
約1メートルの植木を救助しようと窓を20センチ開けた段階で、部屋の中に濁流が流れ込む勢いで雨が飛び込む有様。
簡単に表現すると、嵐と大波に呑まれて、沈没寸前の船の乗組員が必死で雨合羽を着て甲板上を四苦八苦して作業する映画ってよく見ますよね。あれです。
ベランダのガラス窓をあけたら、そこは大海原。嵐と大波に呑まれた貨物船の甲板状態で、窓の隙間から雨水が、がばぁぁぁーっと飛び込んであっというまに全身びしょ濡れ部屋の中大洪水。
──これほんとです。
いまでもまだカーペットの隅が湿ってますから──。
今日も薄暗くなってきたので、レーダ雨量情報を見ている、小心者のワタシです。
只今、午後五時。大阪城公園のあたりが、1時間20mm程度の雨が降っています。我が家はそこから見ると、もっと西に位置しますので、まだ降っていません。
昨日みたいなことになると、被害が出ます。くれぐれもご用心ください。
カミナリはパソコンの敵です。ひどくなったら、ネットケーブルと、コンセントを抜いておくことをお勧めします。
電源が入っていないからといっても、安心できませんよ。電柱に直撃されたら、高電圧大電流のパワーを持つ雷です。小さな電源スイッチなど簡単に通過しますし、最近のパソコンは機械的な接点で電源を切断してないので一瞬で真っ黒け。パソコンについているオモチャのようなアレスタ(サージ防護デバイス)なんか、直撃されたら、何の役にもたたずに吹っ飛びます。
さて、話しは変わって、本日、西宮文学全集8月号を更新しました。
夏休みということもあり、すこ~し原稿の集まりが悪かったようですが、今月号も無事終了しました。
よろしくお願いします。
嵐は、だんだん、近づいて来る。キットクルー ( ̄ω ̄;)エートォ...
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