過去の恥ずかしい記録をまとめました。

デジタル降魔録TOPページ





-過去ログは古い順に並んでいます-


2012年 9月 9日(日) 

北口に、"ひょっとこ" あらわる・・・

進む

出ましたね。ひょっとこが………。

以前から出る出るという噂は聞いていたんですが、ついに見つけちゃいました。

 と言うのは冗談で…。
 昨夜は12年ぶりに昔の仲間と呑みました。12年前に集まったときは、ぬあんと23年ぶりというありさま。いったいお前ら何年生きてるねん、と言われてもしょうがない。

 遡ること35年前の1977年。
 まだ若くて、馬鹿なことがしたい年頃。
 馬鹿が集まりました。いや~。ほんと、最終的には十数人まで膨れ上がったじゃないですか?

 その中心人物は5人。音楽活動をメインにあらゆるイベントを企画して遊び呆けていた、よき時代の最後の生き残り三馬鹿三銃士が昨夜、西宮北口で12年ぶりに集まりました。



ひょっとこ星人あらわる……の絵


このメンバーが集まったら、何かやらなければいけないという使命感、義務感、連帯感が湧き出して、集まって10秒でこれですからね。

本人の名誉のために書き込んでおきますが、この方、ある有名な講師っすから……しーらないっと。


 クレームが入り次第、写真は撤去される恐れがあります。お早い目にどうぞ。



ちなみに、ラストはカラオケで締められたのですが、私はほとんど歌いません。それってヘタだから?
 んーにゃ。この人ら、プロ級の歌唱力でハモりますので、聞いているほうが断然いいんです。ほとんど、人間ジュークボックスですからね。

 知る人ぞ知る。知らない人はぜぇんぜぇん知らないが、原曲をも凌駕する歌声っすからね………。

 久しぶりに録音したい気分が湧き、ご機嫌で帰りました…とさ。



 懐かしついでに、昔の写真をズラッと並べちゃいます。
 (大人の事情で小さいですけど…)





















2012年 9月17日(月) 

ワイルド、だろぉ・・・

進む 戻る

西宮文学全集のほうで、山の怖い虫たちのコトを書いているわたしですが……。
土曜日にスズメバチに刺されました。

 やられましたよ。これでわたしには、ハチ毒の抗体ができてしまいましたので、今回でリーチです。次ぎに刺されたら、アナフィラキシーと呼ばれるショック症状を起こす可能性があり、同じハチに刺されないほうが、いいというコトです。

 今は腫れも引いて、副腎皮質ホルモン配合の抗ヒスタミン軟膏を塗って収まっていますが、刺された瞬間は激痛が走ったのはいうまでもありません。

 コトの起こりは9月15日。お彼岸前にお墓参りをしようと、有馬温泉近くの我が家のお墓へ参ったのが災いしました。

 (災いと書いていいのか………?)

 草むしりをしていると、一匹のハチが目の前を──。

 こんなのはよくあることで、ちょっと離れて様子を見ていると、また一匹。また二匹、三匹。
 気づくと、胸の周りや頭の上に、"わぁーんわん" とたかっている自分に驚き。慌てて、その場を逃げようとしたときに、左手の真ん中辺りを、"ブスリ" と一発、刺されてしまったのです。

 その後も、ハチは容赦なく襲って来ましたが、持っていたむしったばかりの草の束を振るい、数匹は叩き落とすことに成功。そのまま十数メートル離れると、ハチはそれ以上には襲ってくることも無く、お墓の周りを威嚇して飛び回っておりました。



今回の主役、キイロスズメバチ……



 幸い連れの者には被害は無かったのですが、刺されたわたしの脳裏には、スズメバチはちょっとヤバイぞ、というわずかな知識があって、刺されて1時間以内が一番危険という記憶もあり、思考の彼方で赤色灯が回ったのです。

 咄嗟に患部に吸い付き毒を出し………と、昔、山の人に教えてもらった救急処置をしましたが、じつはこれ、あまりよくないそうです。

 ハチの毒は血管を通って全身に回るので、飲んでも大丈夫らしいですが、口の中に傷などがあると、そこからまた体内に侵入するからだそうですが、そんなこと、自宅に帰ってネットで調べたから分かったようなもので、現場では、それが精一杯です。

 毒は確かに苦かった………

おかげかどうか、とりあえず、初期の危険期間、刺されてから10~60分のあいだに、山から下りましたが、激しい痛みだけで、全身の痙攣や嘔吐、頭痛も無く、事なきを終えました。

 街に戻り、休診中の病院へ無理言って開けてもらったのですが、専門ではないのでなんとも言えないが、とにかく冷やしましょう、ということと、ショック症状は見られないから、まず大丈夫だろうと、でも大きな病院へ行けと言われましたが、痛みはあるものの、そのときすでに数時間が経過しており、自己判断でしたが様子を見るということで帰宅したのですが、その後がたいへん。

 痛みは我慢できるものの。我慢できない懸案事項が残ります。

 来週はお彼岸です。うちの墓参りは大騒動で終わったような中断したようなものだけど、周りのお墓にやってくる皆さんに多大なる迷惑が掛かるということに気がついたんです。
 管理事務所に問い合わせると、墓の敷地内は各個人が管理せよということでした。ならば、このような事故が起きた場合もこちらの管理不届きになるということですね。

 さぁたいへん。
 まずは自力で退治するか、専門業者さんにお願いするかです。

 自力退治も考えたんですが、あの大きなハチの大群からして、素人が手を出すのはたいへん危険なのと、二度目は、超ヤバ状況です。スズメバチに二度刺されたら死ぬとか脅されてますからね。

 で、本日。9月17日。「Japan@Rescue」さんにお願いして退治、いや、敵討ちにもう一度有馬温泉へ参じてまいりました。



ハチの大群に襲われる、RescueのTさん……仕事とはいえ、ありがたい方ですな……

RescueのTさんによると、やはりスズメメバチの毒は危険で、とくにオオスズメバチに刺されたら、15分が勝負だそうです。だからこんな山の中(有馬温泉近くですが)では即、救急車を呼ばなければ間に合わないとのコトでした。
 さらにわたしが昨日刺されたということを伝えたら、頼むから近づかないでくれ、とのたまわれ、アナフィラキシーショックを起されたら、仕事どころではなくなるから…ということで、この写真が精一杯でした。これ以上近寄ると、怖い声で叱られそうでしたので……。

 代りに取り出した巣を持ってきてくれて、写真をどうぞということで…。



今回のハチ団地の全貌っす……


 直径だいたいバスケットボールほどで、サイズは大、だそうです。
 まだ幼虫が、ハチの子ですな。それがうようよ動いていました。成虫はほとんどがお陀仏状態。ただし逃げ飛んだ連中がしばらく戻ってくるので、当分近づかないことでした。

 さて、この騒動。

 〆て、四万三千円也──。

 高いと見るか、安いと見るか、それはあなた次第……………。

 Tさんども。ありがとうございました。








2012年 9月23日(日) 

ワイルド、かぁ?・・・

戻る

スズメバチに刺されて1週間が過ぎました。
傷はブヨかアブに刺された痕みたいに、直径2センチほどの赤みを帯た膨らみ程度まで収まり、痛みも無くなりました。でも、赤く腫れた部分が、まだしこりのようにグリグリと硬く感じられます。

 さすが、スズメバチっす。蚊に刺されたのとはだいぶ違いますね。
 で、このまま終息するのは悔しいので、
 巣の写真がいくつもありますので、それを使って……。
 もうひとネタ作っちゃいました。



この模様を見るだけで縮み上がります…

本当は巣からウジャウジャ飛び出して、乱舞するスズメバチの迫力ある写真を撮りたかったんですが、


 無理!!!

絶対に無理です。あの迫力には怯みます。防御服無しで近づいて、そうですね。三匹にでも刺されたら、間違いなくお陀仏です。

 若い頃、山の中を歩いていて、けっこうスズメバチの巣も間近で見てきたのですが、今から思えば、その縄張りの内側に入っていなかっただけのことです。
 今回たまたまかも知れませんが、緊急スクランブルを掛けてきた防衛ラインは1~2メートルでした。そんな近くまで寄ったことは確かに、偶然とはいえ初めての経験です。(普通は近づきませんって…今回は事情が……)
 防御服を着ている業者の方も、そうとうな覚悟で作業をしておられるみたいで、常に緊張しているとのコトです。
 ハチはあらゆるところから攻撃してくるらしく、手袋の隙間から入られるかとか、肩の辺りとか、膝の辺り、防御服が身体にぴっちりとなる部分に止まられると、すかさず払うそうです。そうでないとその上から刺してくるらしくて、防御服だからといって安心できないそうです。

 また、黒い服に興奮するとか言われていますが、プロのお話によると、一番は臭いらしいです。
 キャンプでジュースを飲んでいたら、その匂いに誘われて、缶の中に入り込んでいたのに気づかず、ちゅっ、とキッスされ──。
 唇が倍ほど腫れるという結果……。
 そんな程度で済めばマシなほう……。
 相手がスズメバチなら生死に関わります。
 おお、怖ぁぁぁー。

 ちなみに、オオスズメバチは、攻撃相手にセミのおしっこのような臭いの液体を吐くそうです。その臭いをターゲットに仲間を連れ立って、一斉に襲ってくるということでした。

 そんな話を聞かされたら、写真を撮ろうと近づくものの、そのまま数メートル退くのは仕方が無いというものですね。 

 で、今回の巣です──。




大きさはだいたいバスケットボールぐらいで、中は5つの階層に分かれていました。
 5階建てマンションですね。

 最初に目だつのは、白い卵状のものです。
 素人的には卵かな? って思うんですが、これは成虫になる前のサナギのようでした。
 早い話が蚕のサナギみたいなものです。


写真ではわかりませんが、中で何個かの白い部屋がうようよと蠢いていました。



六角形のひとつひとつが、ワンルームです。ちょっと壁を崩せてもらって、お宅拝見です。
 ね。家具など一切無い、一部屋に一匹、ワンルーム(room)、ワンワーム(worm)ですね。中にちょこんと幼虫が住んでいます。

 でもよく見てください。
 おそらく働き蜂が世話をするんでしょうね。部屋の中は綺麗に清掃されて新品同様でした。
 糞などの排出物も無く、入居したばかりの状態を維持しているあたり……。なんかそんなSFを書きたくなりそうですな。



はい。これがハチの子です。お土産物屋さんで売られているカンヅメ物は小型の『クロスズメバチ』が大半だそうですが、いろいろなハチの…が食されているそうです。
 わたしがよく買って来たのは、伊那産のです。大きさは1~2センチほどの……………ウジムシです。
 今回のキイロスズメバチのハチの子はかなり大きくて、だいたい2~3センチぐらいでした。



そして、白い部屋にはほとんど成虫になった連中が待機しています。この写真を撮っているあいだに、危機を感じたのか中から数匹が這い出してきました。
 命に関わるような攻撃をしてこなければ、こちらとしては共存する道もあるのですが、残念ながら会話が成立しません。いたしかたない結果に終わりました。

 業者さんにしばらく近づくなと言われていますが、できれば生涯近づきたくはないのです。でも場所が場所だけにそうはいかず、日々悩んでいるしだいです。



こまったもんだ。 ┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレダゼ・・・


 少し遅れましたが、西宮文学全集9月号、アップしました。よろしくお願いします。