過去の恥ずかしい記録をまとめました。

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-過去ログは古い順に並んでいます-

(修)…マークは修正が入った事を意味します。数字はその回数です。


2013年 2月 2日(土) 

人並みに・・・

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人並みに、風邪をひいて寝込んでいました。

 何? 畳を引いていないから、そりゃ風邪もひくって?
 ちゃんと、畳引いて、風邪をひいてました。

 何? 布団を引いてないから、当然だって?
 ちゃんと、畳引いて、布団引いて、風邪をひいてました。

 何? 敷布を引いてないから、寒かったんだろうって?
 ちゃんと、畳引いて、布団引いて、敷布引いて、風邪をひいてました。

 切りが無いので、本題に入ります。

 遅くなりましたが、やっと西宮文学全集1月を更新しました。

 風邪のせいで遅くなったことをお詫び申し上げます。あくまでも風邪のせいです。決して一次選考を通過したから、浮かれていたのではありません……。


 本当に風邪のせいです…はい……。 m(_ _;)m







2013年 2月16日(土) 

御のぼりさんは、ゆく・・・

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2月は恒例の製品発表会です。昨日、千葉県の幕張メッセまで行って来ました。

 二種の業種に制御ボードを作っていますので、専門的な説明を求められたときのため、販売していただくお店の方に代わって、出向するというわけです。

 今日は、アミューズメント関係のショーに行って来ました。

 移動手段は、通常新幹線です。いつだったか、何年ぶりかにグリーンに乗ったと、浮かれトンチキ丸出しの報告を書きましたが、今回は違います。
 初フライトです──。
 究極の浮かれトンチキ野郎です。だって地に足が着いてませんから。


 完全な御のぼりさん気分で、伊丹空港を午前8時のB777-200を利用させてもらい、初フライトしてきました。



雨の伊丹空港(隣の飛行機が小さく見えまーす)



 天候は雨。せっかく空から見た富士山を写真に収めようと、進行方向左側の座席をキープしたのに──ね。もうこの辺からして、御のぼりさん気分でしょ? ショーへ出向いて説明をしなければいけないという、任務はすっかり頭から消えていました。

 初フライトと書きましたが、実は大昔、プロペラ機で飛んでいます。大昔といっても、ライト兄弟の時代でもありませんし、プロペラ機といっても、セスナで遊覧飛行でもありません。YS-11で一度飛んでおります。

 ジェットが初フライトというわけです。

 ジェットエンジンだから、飛び上がるときの加速はものすごいものだろう、と思っていましたが、それほど大したことも無く──といっても座席に沈む感触は迫力ですね。

 ただ、滑走路の端まで両翼をプラプラ揺らしながら移動するのが、なんともショボく感じ、それから離陸が始まって、私はちょっち脱力しました。

 まるで走り高跳びの選手のように、『タタタタタ…』と徐々に加速して、『ダダダダダダダダダダアァァ──えぇぇぇいっ!』っていう感じで、空中に舞い上がる瞬間がとても滑稽でした。あの瞬間、乗客405人と機長の願いが一瞬合致して、共鳴しあう雰囲気が滅茶苦茶面白かったです。

 重い鉄の塊が何故空を飛ぶか、よく理解できました。あれは、400人以上の人間が作り出す『信念』です。『祈り』のパワーです。
 大勢の『飛べぇぇぇぇっ!』という一念が、鉄を空中に持ち上げているんですよ。空中に出たらあとはジェットの噴射の勢いで目的地まで移動してるんですね。

 ──きっとそうです。



終始、機外はホワイトアウト…もしかしてこのまま天国へゆくのか?



かろうじて地上を拝めることができて、天国へ向かっていないことを確認。

で、37便は雲海の中を45分ほど飛んで、何事も無く羽田に着陸。
 富士山遊覧も無し。近畿・東海の町並みも見せてくれず、頭に残るのは『コォンコォン』という、二日酔いの朝のような耳鳴りをもっともっとひどくしたエンジン音と、ボディの側壁を擦るような風切り音だけでした。


 着陸時──。

 客席乗務員さんの、
「着陸態勢に入ります。シートベルトをご確認ください」という言葉に、つい腹ん中で、(攻撃態勢に入ります。トリガーをご確認ください。のほうがおもろいで。。。)と突っ込む。
 いちど聞いてみたい……。私だけは爆笑してあげます。


 羽田から幕張まではリムジンバスで約40分。退屈するかなっと思ったが、御のぼりさんには無関係だった。道すがら、
「あっ、フジテレビ!」
「あっ、ダイバーシティ。ガンダム見たい!」
「あっ、スカイツリー」
「あっ、ディズニーランド」
「あっ、幕張駅」
「あっ、会場」
「あっ、もう着いた?」
「あっ、仕事だ」
「やだ……」


御のぼりさんの聖地。フジテレビ球体展望室……の、裏側。移動中のためこれが精一杯。

確かに新幹線より1時間半は早く着いた。でも、ジェット機の乗り心地の悪さはどうにかならんのだろうか。
 滑走路を駆けるときの振動。軽トラックの荷台に縛り付けられている感じがするのは、それに乗ったことのある人だけが思うのでしょうか。

 それと室内に渡ってくる騒音。昔、幌付きの4WD(屋根が無い4駆、ビニール製の屋根になっている)に乗っていたけど、それで高速道路を走っているときと同じ。隣の人との会話もほとんど、「えっ、んだって?」と、ドリフのコント状態。

 列車派の私としましては、やはり新幹線の優雅に気品の満ちたあの滑らかな加速。静かな室内音。飲み物は売りつけられるけど、音楽を聴くヘッドフォンもお金をとられるけど…東京まで2時間半も掛かるけど──絶対的にいい。

 昔、SLに乗ったことがあるからか、東京-大阪を特急「こだま」(新幹ぢぁないよ在来線)で6時間以上掛かったことなどを知っているから……か? (幼児だった私には地獄そのものでした…)

 とか──そんなことより、お仕事お仕事。

 出展社さんから頂いたパスで会場に入る。でっかいホールに例年通りの会場が……。



クルマのショーと比べると、だいぶ規模が小さくなってしまった。やばいぞ……

今年から日本のアミューズメント界、巨頭二団体が合同で行うショーだと言っていたので、ちょっち期待していたが、なんも変わらん。
 出展物もそれほど飛びぬけたものは無かった。強いて言うなら、ダンレボ(太鼓の達人のダンス版)の新しいやつかな。

 昔のは、足元に並んだ上下左右のパネルをリズムに乗って、『カッコよく』踏めば、あたかもダンスをしているような格好になるやつでした。と書けば、「お前、踊れんやろ」と言われますので、はっきり書きます。

「踊れません。盆踊りでも両手両足がもつれます」

 新型のは、すべて光りセンサー検知になっていて、両手両足を振り振り、腰を振り振り──。
 センサーを遮ればいいので、腰でも頭でもいいんです。だから上手い人は超カッコよくヒップホップダンスを踊ることができるようになっています。


これで、あなたもヒップホップダンスの星に……。
私も『ヒップ』は大好きです……なに? 違う?

スコアーは画面にタイミングポイントが上下左右から流れてくるので、それに合わせて間違うことなくセンサーを遮断すれば高得点。
 タイトルは『DANCE Core』。大陸のお国からの出展で、向こうの文字で書くと『舞者之星』と書いてありました。何となく意味が通じてしまうのが、やはり自分は漢字圏の人間だと言うのを再認識してしまします。





フィールドの文字はすべて、光りで表示されています

これはだいぶ前から知ってましたが、やっと現場に登場というもの。
 光りで床(フィールド)に表示される大きなエアーホッケーみたいな、サッカーみたいな、e-SPORTS GROUND だそうです。
 バトミントンのコートほどの広さの上に光りで描かれた、円盤(パック)を足で蹴るような動作をすると、その方向と強さをセンサーで検知して、あたかも蹴り返したように動いて、相手のゴールに入れたら得点と言う物です。
 いまいち迫力に欠けたのは、単調な効果音と単色というあたりでしょうか。それとも近所の爆音を流す機器にかき消されていたのか。それなら少し残念です。


 次はこれ──。

 この業界は、半分これで持っているような──。
 そうですプライズ(キャラ)もんですね。



『お風呂ねこ』と『おさわり探偵 なめこ栽培キット』こうなると、もう付いていけない世界…。


 ここのブースは常に女子が群がっています。キャーキャーわぁわぁすごい騒ぎですよ。男子諸君。2013年2月16日の午後5時まで幕張にいける人はチャンスです。ただし、ここに群がる女子はキャラ以外何も見えませんので、相当な努力が必要です。


 もうひとつ、首をひねる現象が……。

 ゲーム機器で使うショットボタンを展示しているブースに、そのような女子が集まってキャピキャピしてるんです。確かにカラフルなショットボタンが多数展示販売されてます。でもそれを摘まんで「可愛いぃぃぃ」とか言って、友達と見せ合っている姿が………。

 おっさんには、意味ワカラン。
 最近日本橋周辺のパソコンパーツショップに出没するメカ女子(機械系女子)なんでしょうか……。

 なんなら、おじさんが手取り足取り……ちょっち詳しいっすよ……。


カラフルなショットボタン。耐久性は抜群。

──あっと、
 ひとんちの出展物に群がる女子ばかり見てないで、自分の役目を果たさなければ。

 で、自分のこととなると、な~んも書くことありません。詳しく書くこともできないし……。
 強いて言えば制御ボードですので、表に目立ってキラキラ輝くようなもんでもありません。クルマのショーのときは意外とお耳に入っているかも知れません。(こう書くだけで、詳しい人にはバレます)


 夕方まで立ち尽くし、喋りつくしぃぃの、喉乾かしぃの、クタクタになりーいの。で、午後6時の飛行機に乗りつつ。513名の乗客と一丸になって、私は機長とともに『飛べ飛べ!』とひたすら祈りをあげながら、雨の羽田を離陸するのでありました。


 あぁあぁぁぁぁ。疲れた。 ──これ書くのが……


あほや──。 ( ̄ω ̄;)...全否定不可…。