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2015年 10月17日(土)26.5℃(午後 5時31分)
すみれの花…………
可憐とは程遠かったスミレちゃんのお話はいかがだったでしょうか。
もともとは、山から連れて来たスミレが今年の春は満開で、その後、秋になっても閉塞花が続々と出てきたのを目の当たりにして、可憐な花とは誰が言ったのか、もの凄まじい生命力じゃないか、とあらためて感心したことを話にしたいがために『ワテがギアでおま。』を書き綴ったようなものです。
その話もちょうど一ヶ月で終章を迎え、我が家のスミレちゃんへと意識が戻ったところ、閉塞花はまだ後を絶っておらず、いまだモリモリ頭をもたげてきています。
どんだけ子だくさんやねんと感心している場合でもないので、ここらで第一回目の種蒔きを敢行しました。
野生のスミレは採ったらすぐ蒔くのが基本だそうですが、何分多忙な日々……ウソ。くだらんことに費やするのに多忙と言う意味──ですので、すぐにはできず、とりあえず夏の終わりごろから、閉塞花がぱっかり開いたところを採取して感想剤入りのパックに入れ、冷蔵庫の野菜室で保管してあったモノです。詳しくは2015年9月19日の記事をご覧ください。

直径1ミリ。吹けば飛びます
来年二月蒔きの前に、一度蒔いて様子を見ようと、ひとセットそろえてみました。

スミレはアリを操るだけでなく、人間まで操っています。
土は底から鹿沼土、培養土、腐葉土の順に詰め込み、たっぷりの水を滲み込ませてから種を指で摘まんで蒔いて、用土をかけずに種が流れないように静かに灌水をしました。特に知識なんかありませんので、先生はもっぱらネットです。
スミレ専門に育てている方が大勢おられるようで大助かりです。
それにしても──。
スミレはアリを操って種を遠くへ運ばせると書きましたが、まさに人間まで操っているとしか思えません。恐ろしや……………。

ツボミのようなものが閉塞花で、花も咲かさず自家受粉して種だけをばら撒きます
三つに割れている枝みたいなのが、種を放出した後です
なんだかんだと書いてきましたが、結局スミレに感化されてんじゃん、的な今日この頃です。
あ。こんなことしている場合ではありませんでした。西宮文学全集の原稿がまだ書けていません。さっそくにでも手掛けないとヤバイことになります。
一話去ってまた一話っす……… (;^_^A
2015年 10月18日(日)28.0℃(午後 2時11分)
水栽培の稲…………
仕事部屋にパソコンだけがあると殺風景なのでと、小さな植物を買って来ていたのですが、気づくとえらいことに。
昨日、散々スミレのことを熱く語っておいてなんですが……………観葉植物のほうが、よりいっそう心が和む気がします。昔から山の中を歩き回るのを日課としていたからでしょうか、花よりも緑だけの葉っぱ系が好きです。
まだあるのですが、ざっと写真を撮ってみました。
緑の葉っぱばかりですが、一つ自慢があります。それはホームセンターなどで売っている手乗りサイズの植木鉢に入れられていたものばかりです。一つ150円から250円ほどで売っていました。

最も大きいのは二つめの写真。テーブル椰子で、10年近く経っており、約1メートル20センチ。もうテーブルなんかには載りません。

パキラは2010年8月、このホームページに登場しています。あんなに可愛かったのが、今では高さ80センチ強です。
真中のラビットフットは2012年6月30日に、ちっこい姿が撮られていますが、今では洗面器ぐらいの大きさにまで広がって、ウサギの足と呼ばれる茶系統の毛の生えた根(?)が植木鉢の外にまで、はみ出ているのがお解りでしょうか。

ウサギというよりも………
拡大してみました。毛の生え具合と長く伸びた感じは、ウサギの足というより、タランチュラの脚ですね。
ところで、一番最後のつんつんと芽の出たのは………、一見してネギ?
と思われそうですが、これは稲です。稲刈りの後にこぼれたモミを頂いて来て水栽培です。
来たる食糧難に備えているのではなくて、これも緑を楽しむためです。稲穂が出るまでは育ちませんが、初夏の生き生きとした緑を拝めるのはとても気持ちのいいもので、今から楽しみにしています。
本日、西宮文学全集10月号がアップされました。よろしければご訪問ください。


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