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リンク後メールを頂けましたら、相互リンクさせていただきます。

ご感想などもございましたらこちらからお寄せください。

なお迷惑メールが大変多くて困っております。できましたら件名に『デジタル降魔録を見た』とお書き添えください。よろしくお願い申し上げます。


バナーは下記の物をご自由お持ち帰りください



 




アンダーラインが引かれた文字にマウスを乗せると天のセリフが出ます。



2020年 9月11日(金)27.0℃(午前 4時 25分)

10年ひと昔とは言いますが……

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ようやく季節が折り返したようで、昼間はまだまだ強い陽射しが続いていますが、寝やすい夜がやってきました。


 話は変わって――。

 After Effects に付属する 3Dアプリ、CINEMA4Dと奮闘する日々が続いていますが、一つの節目として、結果を出せるところまでやってきました。

 まずは予告編です。
 むかしテレビでよく見た未来世界を舞台に、ロボットだけが登場する物語です。今となっては懐かしいクラッシックな未来を再現してみました。



まだまだ動きがぎこちないですね。

 10年前に FlashのPaperVision3Dに手を出して失敗。にもかかわらず、2010.08ごろにエラそうなことを書いていますね。
 しかし PaperVisionは Flashプレーヤーでないと動かないという足枷があって、ネット上からの Flash ボイコット運動のため、やむなく撃沈。おかげでこのサイトで作った Flash コンテンツはすべて動かなくなってしまいました。しかもその後、脱Flashを果たすべく手を出した SHADE 3Dでも挫折。After Effects に切り替えたのですが、3Dの仕事が来るたびに悲鳴を上げていたのです。

 ところが去年の9月。これではアカン! と、自分を戒め奮起、もういちど After Effects から三度目の3Dへとチャレンジ。何となく理解できたところで、CINEMA4Dで開眼。いまはどっぷり首まで浸かっております。
 Air Police続きは『【16】様々な物体を作る』にあります。


 動画の仕事でよくやってくる3D的な依頼は、開いていた本がパタンと閉まる、ただこれだけのシーンです。前後にストーリは繋がっているのですが、この1秒にも満たないシーンを作るだけで悲鳴を上げていました。

 After Effects で 3D化すると、石みたいに硬い百科事典が閉まる絵になってしまいます。雑誌のように柔らかく歪むという表現ができないのです。ところがCINEMA4Dを使うとデフォーマという歪みを3Dで作った物体に掛けることができますので、二つに開いた本が弓なりにしなっている状態から、ごく自然にもとのペタンとした状態に閉じる、なんていうのが作ることができてビックリ仰天です。

 そんな細かいシーンも満載な本編は現在作成中であります。少々お待ちください。




2020年 8月23日(日)30.5℃(午前 9時 01分)

熱射 お見舞い申し上げます……

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熱い日が続きます。もう暑いという漢字では追っつきません。
 北極圏の氷もどんどん融けだして世界中の海が 1.5ミリ上昇した計算になるらしいです。海水の上昇も大問題ですが、春のような気候になった北極圏って信じられますか? 氷が薄くなった氷原を渡っていた白クマが、海に落ちる映像を見て胸が痛くなりました。あきらかに地球を壊してしまってます。

 以前、超温暖化の果てに、ケミカルガーデンと呼ばれる恒温霧湿帯というとんでもない土地ができ上ってしまった SFを書きました が、それは今より300年未来のはずだったのです。でももう目の前に迫っている気がします。ストーリーでは夏場の大阪で気温 50℃、その恒温霧湿帯では 60℃と想定したのですが、今年はついに気温が 41℃に達したとか。

 地球の 金星 化も目の前です。
 そうなる前に、
  西宮文学全集をご覧ください。今月号が掲載されています。


なんでやねん! ヽ(`Д´)ノ




2020年 7月25日(土)27.5℃(午前 9時57分)

今がチャンス……

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最近ちっともサイトが更新されないけど……。

「死んだ?」
 と噂が立つ前に、ひとこと書き込んでおきます。

 死んだら『死んだよ~』って書き込みますのでご心配なく。


 それにしても、世の中は未知の病原体のおかげで経済はズタズタ。そのあおりを食らってこちらも青息吐息……。

 というのはウソ。あ、いや。ほんと。あ、でも違います。
 このチャンスを生かしてこれまでできなかった 3Dアプリの探求を日々続けております。そのせいでここの更新が滞っていると書かせてください。

 半年前では到底達成できなかった、1年前なら夢のような域までスキルアップできたのは、集中時間が持てたおかげかと。悪いニュースばかりの昨今ですが、やり方によっては、ソーシャルディスタンスで発生した無駄な空間に、きれいに着飾ったマネキンを置いて、見映えとインパクトを与えつつ、マネキンの着ている洋服を低価格で販売するという、とてつもないグッドアイデアを浮かべたレストランや、本格的なホームワークはいつだか読んだSFの世界に近づきつつあります。つまり考え方を前に持っていくとは、こういうことなんですね。


 頑張ってさらなるスキルアップにのめり込んでまいります。

 3D映像にご興味のある方は、『マテリアルと投影法(2) 』を覗いてみてください。



2020年 6月10日(木)28℃(午前 7時12分)

世の中はずっと先へ……

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最近になってやっと気づいたのですが、styleGANと呼ばれる技術の話がそうだったのですね。

「え?」
 あ、こりゃどうも。あまりにも唐突で、話が見えてきませんね。どもすみません。

 ずいぶん前にテレビで流れていた『証拠写真は偽物が作れる』という見出しです。その時は右耳から入って左耳に流れ去りました。
「あっそ……それが?」的にしか印象に残らなかったのです。

 PCで画像細工すれば偽物も本物に見せることができる、とか説明していたので、そりゃそうだろ。毎日こんな仕事してりゃ、とっくに感じてるよ。

 てな冷めた気持でしたので、それが何と呼ばれる技術だったのか記憶にも留まりませんでした。

 それからだいぶ経った今年 3月。TEZUKA2020プロジェクトが立ち上がりました。これは故手塚治虫先生の新作を 31年ぶりに人工知能技術で生み出そうというプロジェクトです。
 そこで使われたのが、styleGAN。
 やっとつながってきたでしょ。

 どういうものかというと、たくさんの人物顔写真を人工知能プログラムの走るマシンに入力して、顔の構成データを機械学習させて存在しない新しい顔を自動生成させるというものです。

 styleGANは PCのグラフィックボードでお馴染みの NVIDIA社が作ったもので、python(パイソン)用のディープラーニングライブラリであるPyTorch(パイトーチ)を利用して作られた、人工知能技術の塊りです。もう、なに言ってんだか解らない、の世界ですね。

 これを超簡単に言うと、我が家の PCにも入っている GTXシリーズなどのグラフィックボードを作っている会社が作った、Python言語で使われる機械学習用のプログラムで作る人工人物顔生成処理。

「ふぅ~。はあしんど」

 TEZUKA2020プロジェクトではこの技術を応用して、手塚治虫先生が生涯かかって描いた膨大な数の漫画に出てくる登場人物の顔から、新たな手塚先生が描いた風のキャラを生成したのです。
 講談社のモーニング 13号に掲載されていました。たしかに手塚先生風でした。もちろんたくさんのクリエータの人たちが協力していますので、出来は完璧です。機械が作った気は微塵もありません。

 今回のはテスト的なプロジェクトのようでしたが、styleGANをこういう方向に使えるんだと、ようやく最近気がついた自分の鈍さに脱力するばかりです。

 これがきっかけになったのかどうかは知りませんが、巷ではたくさんのアニメキャラを学習させて、新しい萌え顔のアニメを作って楽しんでいる人が大勢いるようです。
 出来栄えは目を見張るものばかりですが、そのまま商用には使えそうもありません。でも作家さんたちのインスピレーションを確実に刺激します。

 ついに新しい時代が幕を開けるかも知れません。機械がサポートして人間が新しいモノを作り出す時代です。技術的特異点がすぐそこに来ているのです。


 とりあえず、NVIDIA社の動画をご覧になってください。
 学習結果にノイズを混ぜて異なる人物に変化していく工程が見ることができます。そこに出てくる最終画像はこの世に存在しない人工的に作った顔なのです。にもかかわらず。そのリアリティには驚くものがあります。

https://www.youtube.com/watch?v=kSLJriaOumA


 顔が証拠写真になっていた時代は終わりましたね。



2020年 6月 2日(火)30℃(午後 3時 4分)

CINEMA 4D LITEを After Effects みたいに使いたい……

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CINEMA 4D Lite(以降C4D Lと書きます)は MAXON社が作った総合 3Dアプリの廉価版で、After Effects(以降 AE)に組み込まれています。つまり AEを使う人ならだれでも、タダで、廉価版(規模縮小版)ですが本物の3Dアプリに手が出せるわけです。

 そんな CINEMA 4D Liteを After Effects みたいに使いたい。

 ムチャな願いです。

 乱暴な説明ですみませんが、フライパンと土鍋は同じ調理器具に分類されます。でも互いに異なる種類です。しかし使い方によっては同じ料理が作れそうです。なら C4D Lや AEも 3Dを扱うという意味では同じではないのでしょうか。

 え? 全く違うもの?
 たった今、よくご存じの方から特大の突っ込みをいただきました。

 ですね。理解していけばいくほどにその違いが歴然としてきました。しかしせっかく 高価な AEを使っているのですから、そのかかたわらに付属してくる C4D L(現在は R21です)を使わない手はありません。


 ここからの経緯はワタシの話です。

 AEから C4D Lを立ち上げる方法はすごく簡単で、レイヤーパネルで右クリック、『新規』→『MAXON CINEMA 4D ファイル』を押すだけ。初めての場合はサインインなどの手続きが始まります。詳細は本家のこちらをご覧ください。日本語化にする方法まで詳しく書かれています。

 そして――。
 立ち上がった C4D Lをひととおり触ってから、静かに閉じてしまったのです。

 見た目は簡単そうな気配を感じるのです。AEと比べると妙に大きなアイコンが並んでいますし、広い作業ビューに、何やらタイムラインのようなものもあるし。何の説明が無くても立方体や球体がワンクリックで出現。なーんだ 3Dって簡単そうじゃん。てな感じだったのは最初の十数分。その後、何からやったらいいのか見当がつかなくなり挫折しました。これはワタシにとって大きな屈辱となったのです。これほど理解不能なアプリが世の中にあるのかと、本気で思いました。


 ここで反省。
 C4D Lではいきなりすぎたので、道を誤ったのだろうと。なにしろ 3Dのことは何も解っておらず、AEに搭載されているクラッシック 3Dで立方体を作るのにも四苦八苦。そりゃあそうです。4面ビューの意味ですら理解していないからです。
 何でこんなややこしい画面を見なければいけないんだと、出てくるのは愚痴ばかり。そうここでワタシは大きな間違いをしていました。カスタムビューだけを見て、6枚の平面を立方体に組めるはずがありません。2時間ぐらい掛かって作り上げた立体は、隙間だらけでいびつな物体でした。

 これはちょっとまずいかも。3Dがこんなに難しいはずがない。だってサイコロを一個作るのに 2時間ですよ。しかもサイコロの目はどうやって作るのかも解りません。きっと何か他にいい方法があるはずだと、奮起したワタシは、AEで楽々にこなせるようになれば、C4D Lでのあの屈辱を晴らせるような気がして。もう一度初めからら3Dの理屈を勉強しました。

 そしてある日、この 4面ビューが 3Dを作るために欠かせないツールなんだと、やっと開眼したのです。

 そしてボチボチ手が出せるようになったのがこちら……。



【いたずらシャッフル】

AEに付属のクラシック 3Dでトランプのカードを組んで建物を作りました。昔ながらの子供の遊びをちょっとアレンジして映像化したものです。

 登場キャラを動かせばそれなりに 3Dになっていますが、結局は平面の組み合わせです。コンポジション設定の『3Dレンダラー」を『クラシック 3D」から『CINEMA 4D』にすれば、押し出し機能が使えるようになりますので、立方体は簡単に作ることができます。ちなみにこの『CINEMA 4D』モードは以前のレイトレースモードの代わりみたいです。C4D Lを起動するモードではありません。

 ところがこのレンダラーモードの重いこと。【いたずらシャッフル】のオープニングの墓場のシーンは押し出し機能を使って墓石や十字架を作りましたが、プレビューがとんでもなく重たくて動きませんでした。プレビューモードを『高速ドラフト』にして何とかしのぎましたが、大量のカードを扱う本編はクラシック3Dでこなしました。

 ここで限界を感じたのです。今回はトランプという平面を扱ったから何とかなりましたが、自由になんでも3Dにするのは不可能だと。なにしろ AEでは作ることのできない形状があります。円柱だとか球体などはキレイに作ることができませんでした。

 やっぱり本物の 3Dアプリが使えないことには先に進まない。そう強く感じたワタシは、廉価版ではありますが、もう一度、C4D Lをスタートさせました。

 すぐに 4面ビューを開き、AEではできなかった円柱や球体、扁平楕円(卵を押したようなカタチ)を組み合わせて、3Dオブジェクトを作りました。初めて手を出した時と比べて、配置が楽なうえに正確な場所に置くことができます。やはりAEで勉強してきたことは無駄ではなかったのです。

 気を良くしたワタシは、以前からやりたかった、クラシックではあるのですがメカニックな物。そうです。歯車が規則正しく時を刻んでいる時計の中をカメラを持って歩く、そんな世界を拵えてみたかったのです。

 ただの時計の内部ではつまらないから何かストリー立てた物を作ってみれば、と助言をいただき、あれやこれやと試行錯誤を繰り返すこと、約 4か月。その作品がこれです。


3D部分は C4D Lで、場面切り替えのトランジションやレンズフレアーやエンディングタイトル、効果音、BGMの編集はすべて AEでやっています。

 アニメーションを作るのに最低限必要な操作を理解し、その意味と方法をすべてメモしました。初めはオブジェクトの作り方から始まり、オブジェクトマネージャ(以降 OMと書きます)の構造とレイヤーの関係、ドープシートにあるタイムライン(以降 TM)とキーフレームの打ち方。はたまたマテリアルにある各チャンネルの操作などなどです。C4D Lは本物の 3DCADの縮小版で、基本的なツールはすべてそろっています。コストを最低限にしてこれはとてもいい教材になりました。

 そこで――。
 AEは理解していて 3Dの重要性もよく解ってんだけど敷居が高くて、という方に読んでいただけたらと思って掲載を始めました。

 続きは CINEMA 4D やってます へどうぞ。





2020年 5月 5日(火)29℃(午後 2時59分)

クソゲー後日談……

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去年の 5月のことです。昔のアーケードゲームを保存しようとするグループの方々が来阪されまして、話を伺いたいということで、ワタシが梅田へ出たことをここで書かせていただきました。

 来阪されたのは Kさんと Sさんです。
 ワタシが謎だった『 PENI Original Soft』の製作者だと確信されて大騒ぎ。何かゲームは残っていないかと言われるのですが、残念なことに 阪神大震災ですべてを失くした ことを説明しました。ただ震災を逃れたマスターROMは持っていると話したところ、MAMEを使えば再現できますと熱く語られ、それなら、とマスターROMを託したところで前回は終わっていました。

 MAME……。
 といっても節分でもお節料理の話でもありません。Multiple Arcade Machine Emulatorの略で、過去のアーケードゲーム機のデータを使って当時の状態を PC上で再現してしまうエミュレータです。
 世の中進化したものです。ハードウェアは必要ないわけなんですね。
 つまりワタシのあのクソゲーのいくつかも再現できるわけです。

 その後の報告も兼ねて、この 5月にもう一度大阪に来たかったそうですが、コロナの件で自粛することになり、メールにて結果報告をいただきました。

 それによると、マスターROMのいくつかが復活したらしく、記憶の片隅から消えていたゲーム画面の様子を再び見ることができました。
 そこで感謝の意を込めまして、デジタル降魔録:私的なパソコン史 の最後のページに クソゲー後日談 なるものを新規にアップいたしました。よろしければご覧ください。

【2020年 5月13日補足】
 動画も送って頂きましたので当時の BGMや SE(効果音)も 聞くこと ができます。
 それにしても、小さな 8ビット CPUで専用基板でしか動かなかったゲームがここまで再現されるとは、素晴らしいの一言です。
動画はこのあたりにあります。





2020年 5月 4日(月)24.5℃(午前10時42分)

おうちでヌル……

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AE でもっと ヌル を使おうの第二弾です。

 3Dをやる上で、オブジェクトの回転は避けて通れません。だからといって 3Dオブジェクトを回転ツールでいきなり回したら何時間かかっても目的のものができません。
 回転の基本は軸をセンターにぐるぐる回すようになっています。3Dでの軸は x,y,zの 3軸です。好きなだけ回しちゃってください。いくらでも回ります。扇風機を作るのならそれで 簡単に作れます
 方向プロパティを変更しても回転しますが、こちらは 意味不明 ですのでワタシは めったに触らない ようにしています。

 回転といっても、3Dオブジェクトをグルっと回して見せるだけが回転の利用方法ではありません。組み立て段階でも多用します。
 例えば、前回の『サイコロを転がす』で利用したサイコロも、正方形の平面と『目』となる丸いイラストが一つのコンポジションに収められていて、


サイコロの『3』は黒い丸の絵が3つと平面が一つ




 これを『1』~『6』まで 6面分作り、


組み立てます

作った各面のコンポジションは、 3Dレイヤーにしてここで組み立てます。
 サイコロの面はすべてビューに対して正面を向いてますのでとても簡単。『3』と『4』以外はタテやヨコに 90度回転させてそれぞれの指定位置へ移動させます。

 組み立ては簡単ですが、床を転がすのがムズかったというのが前回の話です。

 今回はもうちょっと意地悪な仕様が来た場合。
 ビューに対して斜めになった物体を床から起き上がらせる。

「そんなんできるかい」と 依頼主に対して言えるのはワタシ ぐらいで。
 ふつうは何とかしなければなりません。

 何度も書きますが。宇宙空間に浮かんでいるような物体ならどんな方向に向いていようとグリグリ回せばいいのですが、アニメーションのように現実世界を舞台にした場合そうも言えません。

 こんな例の場合……。



まず、AEのレンダラーを Cinema4Dにして、上のような三角形の積み木を作ります。
 作り方は超簡単。シェイプで三角形を作り、形状オプションで押し出す深さを 58ぐらいにしただけです。

 ちなみに、シェイプの塗り色が押し出された 3Dの上面と裏面の色になり、シェイプの輪郭線の色が 3Dの側面の色になります。
 パッと見たところ積み木に見えますので、以降 積み木 と書きます。

 この積み木の 左側面 を床に当てて起こしてください。
 と言われたらどうしますか?

 とりあえずやってみましょう。



アンカーポイントの位置

この積み木を言われたような方向に回転させるにはトップビューから見て三角形の底辺の左端。それからフロントビューから見てに接している左下の隅にアンカーポイントを置くといいように思われます。

 アンカーポイントとは、写真で見ると3D軸を表す緑と赤と青の矢印がクロスする点です。2Dの時はビューは一つですのでアンカーポイントは x座標と Y座標だけの指定で済みますが、3Dでは奥行きも考えないといけないので少し手間がかかります。


 この状態で y軸を回転させるとよさそうですので少し回転させてみます。



y軸をセンターに 30度ほど回転させると

こうなりました。
 思っている方向へ傾きましたが、積み木が空中に浮いています。こんなことは現実ではあり得ないので下げるために x軸も回転させないとダメです。

 そこでy軸を 90度、x軸を 18度回転させると、




y軸をセンターに 30度回転

イイ感じです。左側面を床に着けて回転しました。

これを連続して見てみましょう。解りやすいようにカメラを近づけていろんな角度から見てみます。



おぉーっと。床に張り付いているのは最初と最後だけ。なぜかその途中では床から離れてしまっています。

 現実世界で三角形の積み木を起こしたときに、こんな状況になることはふつうではありません。
 その場しのぎの対策として、床から離れるたびに x軸の角度を微調整したキーフレームを打って行く方法もありますが、解決案ではないです。

 ならばと、回転ツールで設定を方向にして回転させても同じことが出来ますが、 微調整がうまくいかず 、ものすごく神経を擦り減らしてやっても、なかなか思うとおりに回ってくれません。何度やっても天辺が床にもぐりこんだり、底辺が沈んだり……。

 で、閃いたのがここでもヌルを親に使う方法です。

 まずヌルオブジェクトを新規に作って 3Dレイヤーにします。




ヌルオブジェクトを写真の位置に置きます。ヌルのアンカーポイントは初期のままです。ヌルの左上になります。なぜこの位置かと言いますと、この次に理由が解ります。





①……ローカル軸モードになっていることを確認して。
 トップビューが最もわかりやすいのでトップビューを見ながら操作します。
②……ヌルのz軸(青矢印)が積み木の左側面と一致するまでヌルの y軸を回転させます。
 写真では 18度にしたときに側面と一致しました。




写真のように三角形の親をヌルにします。
こうして親であるヌルを z軸回転させると、子である三角形が追従するはずです。つまり子の側面と接する場所に親のアンカーポイントを置いたのですから、言い換えると子のアンカーポイントを任意の角度と位置に置き換えたと考えられます。




そしてヌルの z軸回転にキーフレームを0度から -90度に変化するように打ちます。
 これだけです。

 いろんな角度から見てもピタリと側面は床に着いたまま起き上がってくるのが解ります。





 これが解決案になるのか、もう一つ検証してみます。

 今度は先ほどの緑の三角形の横に真上から見て時計回りに 32度という中途半端な角度になった三角形を置きました。この三角形の底辺を床に着けて起こします。しかし 32度とは……関西弁で言うところの 根性ババ みたいな例題です。


解りやすいように白線を引きました。



さっきと同じように 3Dレイヤーにしたヌルを置いて、z軸が対象物の回転軸と平行に接する位置に置きます。
 置けたら、ヌルをピンク色の三角形の親にします。

 親となったヌルの z軸の回転に 0とキーフレームを打って、適当な秒数後に 90度のキーフレームを打ちます。
 カメラもセッティングして動かしてみましよう



今度もうまく起き上がりました。

 このようにヌルの z軸を対象物の回転軸に合わせて、そのヌルを親にしてから、親の z軸を回転させる方法が最も楽かもしれません。


φ(^o^ )メモメモ






2020年 5月 3日(日)23.5℃(午前7時42分)

After Effectsでサイコロを転がすのにヌルとな……?

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最近気づいたのです。もっとヌルを活用しようと。
 そうです。 ヌルポ のヌルです。

 日々ヌルポを出しまくっているワタシには身近な言葉ですが、ヌルポ=NullPointerException error は出すほうの責任で javaには何の責任もありません。

 プログラム的に言うとヌルは何も無い状態を示します。数値の『0』はゼロという数値ですので、ヌルとは区別されます。

  AE にも ヌルオブジェクトと呼ばれるものが存在します 。ならばそれも同じなのかというとそうでもなくて、とりあえず実体はありますが、色や形は無く、かつ映像として現れるモノではない『物』です。それが AEで言う ヌルオブジェクトです。これは 3Dアプリの Cinema4D にも定義されていて AEと同じ使い方をします。

 何のためにこんなものがあるのか。それは映像として現れないところに意味があります。

 その前に――。
 AEや Cinema4Dには親子関係というのがあります。子は親に従うです。師弟関係みたいなもんですね。親子関係になった子の オブジェクト は親の動きに従うのです。

 このヌルを親として利用しようというのが、今回の話です。
 初めのうちは 意味不明 の物ですので無理して使うことはないのですが、慣れてくると意外と頻繁に使うようになります。

 AEの説明でよく出てくるのはカメラの親にヌルを使う方法。カメラは位置と視点(目標点)の両方をコントロールをしなければなりませんので、カメラの親をヌルにしてそれを動かせば、簡単に好きな位置へカメラが動くので扱いが簡単になるという触れ込みですが。できたらヌルを使わずに位置と目標点にキーフレームを打って動かしたほうが、実物のカメラワークに近いことができます。
 視点をずらさずに撮影物の周りを移動したり、ローアングルからトルネードハイアングルーッ! まるで戦隊ものの雄叫びみたいなことも楽々とこなせます。

 ワタシがヌルを使ってありがたく思う時は、配置し終ったたくさんのオブジェクトを別の角度に修正するときです。もし 50個あったとしても、一つのヌルをその 50個親にして、ヌルを任意の角度に回転すればすべてが従いますので、一発で全部のオブジェクトの向きが揃います。



 こんなヌルをもっと活用できないかと考えていてふと思いついたのが、3Dオブジェクトの転がりに親にしたヌルを使う方法です。

 回転ではありません。転がるのです。初めてやろうとしたときは首を捻りました。まともにできなかったからです。空中で回転させることは簡単にできます。ところが転がるというのは意外と難しかったのです。

 例えばサイコロが床を転がる状況を想像してみてください。
 サイコロは 6つの正方形を立方体に組んだ物体で、3Dを学ぶときに最初にでくる形状です。AE付属の cinema4D-LITEならワンクリックでサイコロができます。でも 1~6の『目』を表現するとなると少し工夫が必要です。AEの押し出しモードを使っても同じことで、上下面と周りの 4面の色を変えるのが関の山です。『目』まで正式に表現したかったら 『目』を描いた 6面を作って 組み立てるしか方法が思いつかない です。

 転がす話に戻ります。

 AEで 3Dオブジェクトを作ってふつうに回転させると、サイコロは床の中にめり込んでしまいます。
 床の上を転がるので、床の面と平行に接する平面の 4辺どれかを軸にして 90度回転させればいいのですが、これが意外と難しいのです。転がるたびに回転軸が変わっていくからです。3Dオブジェクトはアンカーポイントとなった点を x,y,z軸に分けていずれかの軸を中心に回転させる構造ですので、その軸がコロコロ変化すると追従できなくなります。

 そのつどアンカーポイントを動かせば?
 そう思って実行したこともあります。失敗です。アンカーポイントはその物体の基点ですので、すべての回転が変化してしまいバラバラになってしまいました。

 高級な 3Dアプリではこのあたりの物理法則も正しくシミュレーションしてくれるらしいのですが、AEではしてくれません。自分で何とかしなければいけません。


 そこで最初に思いついた方法は、3Dに組み立てた 6個のレイヤーをひと回転するたびに切り替えていく方法です。この時に6面全部を回転させる必要はありません。床と接触している面を親として、他の面はすべてその子にします。そしてその面の回転させたい軸を決めてアンカーポイントを設置して 90度回転させます。子のレイヤーは親に追従しますので何もしなくてオーケーです。

 続いて 6個のレーヤーをそっくり別レイヤーにコピペして、新たなアンカーポイントを決めて再び回転させるという、暴力的なチカラワザでごまかしました。


サイコロを 4回転がすだけでこのザマです

こんな方法でもちゃんと転がるのですが、4回転させるだけでこの親子関係はひどいですね。
 これでは修正するのが困難になるのは当たり前です。


 そこで最近思いついた、サイコロの回転制御にヌルを使う方法。


レイヤーがすっきりしました

サイコロ本体は一つのコンポジションとしてまとめていますので、レイヤーは一つ。残りは回転制御のヌルが回転の数だけ。一応 4回転。
 キーフレームも実に単純。修正も超簡単。

 動きはどちらも同じですが、作りやすさから言ってヌルを多用する方に軍配が上がります。

 ついでにライトレイヤー 3つを子にしたヌルの親をグリングリン回してみました。それが次の映像です。


ちなみに。この映像よく見てください。6面の立方体を一つのレイヤーにプリコンポしているにもかかわらず、影が出ています。
 プリコンポしてコラップストランスフォームをオンにするとシャドウやライトの制御はできなくなるのですが、この方法はプリコンポ内の 6面体に対してシャドウをオンにするだけです。






2020年 5月 1日(金)23.5℃(午前6時32分)

やっぱやりたくなるでしょ……

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購入した時からブルースクリーンエラーが出てフリーズしていた HPパソコン。修理に出しても異常なし。あらゆる対策を講じても直らない。発病するときはいつだかわからない状態で、だましだまし使うこと5年間。それがようやくこの 4月27日に正常に戻ったのです。

 5年間も……。と思われるかもしれませんが、初期の頃は何事もなく、エラーでフリーズするアプリが限定されていたことも、事を長引かせる原因になったのです。

 フリーズするアプリは Adobe Creative Cloudの最新の CCバージョンのみ。CS6バージョンならすべて正常に動いたのです。ブラウザでもGoogle Chromeや FireFoxも初めのうちは正常でした。

 これをメーカーさんへ報告すると、当然『検査の結果異常が出ませんでしたので、アプリが原因だと思われます』という返事が戻るのは妥当なところで、ワタシも似たような仕事をしていますので、自分の立場でもそう答えるでしょう。

 やがてフリーズするのはAdobe製品だけではないことが解った頃には症状が悪化。正常に起動するブラウザはiE11だけ、それ以外はどれを使っても 5分と持たないでフリーズ。使い物にならないと判断して片付けようとした寸前、オーバークロックが原因でフリーズしていたことが判明したのです。


 正常なら、この HPパソコンはサクサク動くスペックを持っています。64Bit i7-4770 4コア CPUで RAMは 16GB。今となっては古い部類ですが、特殊な使い方をしなければまだまだ現役、バリバリやれます。

 せっかく正常になったのです。どこまで若い連中とやっていけるか試したくなります。
 我が家の最前線は DAIVくん。世代がワンランク古くはなりましたが、64bit i7-7820X 8コア CPUで RAMは 32GB。何しろ 4K画像でもスカスカやっちゃう軽快さ。

 二台に同じ Adobeの After Effects 2020バージョンを使って、同じアニメーションファイルを、こちらも同じ最新バージョンのメディアエンコーダーで、動画に変換する時間を競いあわせてみました。もちろんエンコード設定は同条件です。

 エンコードするデータは 36秒のシェイプアニメーションと、効果音や BGMが入った映像です。それを H264、VBR 1pass、ターゲット3.2Mbps、最大32Mbpsでエンコードさせてみました。

 実況中継は、御年二十歳を過ぎた私が務めさせていただきます。


 まずは現役復帰を宣言したばかりの HP パソコンです。堂々とした態度でメディアエンコーダーを立ち上げました。

 さあ、マウスがスタートボタンに乗った。そしてクリック!!

 おおっと、スタートと同時に水色の進捗バーをグイグイ引っ張る軽快な動きを見せております。すごい! バーを引っ張る引っ張る。途中、真ん中あたりでちょっと手間取ったか、少々速度が落ちましたが、なんと 1分32秒でゴ――ル。

 いい仕事ぶりでしたね。病気がちであの弱々しかった姿がウソのようです。ブルースクリーンエラーも出ることなく、目標のゴールラインを越えました。

 さてこちらは DAIVくん。
 今朝も 4時間のエンコードをこなしてきたばかり。去年の夏には Cinema4Dによる本格3Dアニメーションを7時間かけてエンコードして、けろりとして見せたパワフルな体力の持ち主です。36秒の 2Dシェイプアニメーションでは少々役不足かもしれませんが、嫌な顔一つせずメディアエンコーダーにソースデータを吐き出しました。

 さてスタート直前のメディアエンコーダーです。マウスの矢印がエンコードスタートボタンの上に重なろうとしております……。
 スタート!

 わああっ! なんだこれは、電光石火のごとく進捗バーが伸びる伸びる。速い! あり得ない速度。あっという間に中間地点。速度は落ちることなくそのままゴール。

 ……31秒!


 やはり、現役 DAIVくんには勝てませんでした。



 しかし……ヒマなん? ( ̄ω ̄;)...プゥ~。







 

2020年 4月30日(木)23.5℃(午後2時 2分)

まだ間に合う Win10無償アップグレード……

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さて Win8.1が正常になったら次にやることがあります。2020年の1月に Win7が現役から外されたように、2023年1月10日にはWin8.1もサポートが終了します。

 そこで――。

 もう一台のパソコン DAIVくんは Win10。今一生懸命 映像ファイルをエンコードしています。その間約4時間は仕事ができませんので空いた時間を利用して、Win8.1を Win10にアップグレードしようと決意しました。

 アップグレードの手順としてやることは二つ。
 失敗したときのためにシステムリカバリー用のファイルを作っておくこと。それから私的なファイルのバック。

 幸いというか、この Win8.1は持病のブルースクリーンエラーを治すために、これまで何度もリカバリを繰り返してきましたので、再起動用のファイルはすでにありますし、こんな信用度ゼロのパソコンには重要なファイルは入れていません。ただし内臓のハードディスクだけは何ともありませんので、単なるバックアップディスクとして使用していました。ですので、その部分だけをバックアップすれば完了です。

 Win10が出てずいぶんになるので、無償アップグレードはもうやっていないと思っていたのですが、ネットをさまようとhttps://kostrivia.com/5013.htmlこのサイトさんがまだ可能だと宣言されていました。

 調べると HP(ヒューレット パッカード)さんのサイトにあるアップグレードと同じ場所、https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ここですね。ここから行うようになっていましたので、試しにやってみます。


 ここにきて急にWin10にアップグレードしようと思い立った理由は、最新の Adobe Creative Cloudを利用するにはWin10が必須になっていることに加えて、あきらめていた HPのパソコンが正常に動き出したからです。これで HPパソコンでも作業ができるわけです。

  DAIVくんもこき使って 2年。万が一の時、あらたな PCが来るまで仕事を止めることはできませんので、その繋ぎに HPパソコンを利用したいのです。今はスペアタイヤを持たずに長距離ドライブするようなもので、いつもドキドキしています。やっぱ安心感が欲しいですね。


 とにかくまだ間に合うのならば、5年間を取り戻すべく、死んでいた Win8.1を Win10にアップグレードして現役マシンに戻そうとなったわけです。


 やり方はとても簡単でした。

 まず下記へ行ってインストールツールを手に入れるために『今すぐダウンロード』を押すだけ。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

 途中、USBにインストールファイルを書き込んで、改めてインストールするのと、そのままダウンロードしたパソコンにインストールするかの選択が出ますので、すかさず、"このパソコンにダウンロード"を選択して続行。



インストールに必要なファイルがダウンロードされて、何度か再起動を繰り返すこと、約 2時間半――。

 気付くと Win10にアップグレードされた……みたいです。たぶん。
 いまいちピンとこないのは ハードディスクのディレクトリ構成もサインインパスワードも何も変わらなかったからです。とくにハードディスクの中身はいったんすべて消されるという触れ込みでしたので、覚悟してバックアップをしたのですが、何も変化なし。でもすぐにウイルス対策ソフトが「Win10を使うんやったら、お金払ってや~」というメッセージと共に、「このままにしとったら、ワテは責任放棄しまっせ」という文句を垂れてきましたので、ここで初めてWin10に替わったと実感しました。

 ちなみにメッセージはナニワ言葉でありませんで、丁寧なメッセージでした。


 Win10へ無償でアップグレードできるとは驚きでした。試してみる価値はありますが、個人の責任においてお願いします。ただしWin8.1と Win7以外はどうなるか不明です。





 

2020年 4月28日(火)18℃(午前5時56分)

ステイホームで PCを……

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5年ぶりに普通の PCに回復したHPのWin8.1は快調です。100パーセントエラーで落ちていたのが100パーセント落ちなくなりました。
 原因が解ると納得ですね。オーバークロックとは『無理して働かせる』ですから落ちて当たり前。というよりデフォルトでオーバークロックがイネーブルされているものなのでしょうか。メーカーさんやアプリメーカーさんのサポートでも一度も言われませんでしたので、今となっては謎です。

 ひとまずこれでこの PCも息を吹き返しました。さぞかしいい働きをしてくれるでしょう。

 いい働きと言えば……。
 ステイホームで PCです。今度はそれを操作する人間さまのオーバークロックもディセーブルにしたいですね。



 ワタシの場合、朝 4時起床から夜 6時半までぶっ通しでいじくり倒すのですから、少しでも気持ちよく PCを操作するために、こだわっている物があります。
 細々としたグッズやアクセサリーの類ではありません。そちらはそれなりのサイトの運営者さんにまかせるとして、ワタシが推したいのはマウスとキーボードです。

 大昔……。
 パソコンにしては紀元前ぐらいの大昔。1978年ぐらいの頃、マイコンと呼ばれていたPC創世の頃の話です。
 当時のPCにはマウスはもちろんキーボードもありませんでした。
 と書くと、

 今より進んでんじゃん。すべてが音声認識ですんの?
 と訊かれるかもしれません。

 はい。そうです。
 あ、いや。ウソです。

 音声認識技術なんて聞いたこともありません。メモリにしたって数キロバイト。ハードディスクもメモリスティックも無い。ディスプレイだって無い。無い無い尽くしのボードコンピュータの時代です。
 その頃のパソコンはプリント基板一枚が剥き出しになっており、その上に 25個の押しボタンが縦横に並んでいただけで、はい 6万7千円の世界でした。

 それからグイグイと進化していくのはデジタル降魔録:私的なパソコン史をご覧頂くとして。


 2020年。ワタシがお気に入りキーボードは、サイレントキーボードとマウス。
 まずは静音タイプのキーボード。
 各社色々と販売されていますが、ワタシが使っているのは『ELECOM silent Keyboad』。USBに接続する有線タイプです。キーがぎっしり隙間なく敷き詰められた小さいタイプのキーボードってありますが、長時間使用するには指を休ませるスペースもあるゆったりサイズでありながら昔のでっかいキーボードよりずいぶんと小型化されています。
 そして何よりも心地よいのは『カチャカチャ』と響く耳障りな音がしなくて、押したときのキーにぐらつきが無く、ストロークが 2.6ミリと低くてとても軽いため、少々斜めから押しても滑らかに沈み込みます。ですので小さな操作で『スト、スト、スト』という感触がとても気持ちいいです。

 続いて静音マウスはスイスブランドの『logicool M110s』。色は赤です。
 こちらもUSB接続の有線方式。ワイヤレスマウスが当たり前の時代ですが、あえて有線です。理由は明快。1ピクセル単位で画像を動かす時にブレないようにです。

 キーボードと同じで静音タイプですのでマウス特有のカチカチ音がまったくしません。でもクリック感はありますので安心です。イメージとしては左クリックは『コトコト』で、右クリックは『ポクポク』てな感じです。ちなみに左右で感じ方が異なるのは個人の感想ですので悪しからず。

 この二つがあれば鬼に金棒。毎日15時間ぐらいぶっ通しでプログラムのコーディングをしたって疲れません。

 ウっソ~。毎晩くたくたです。

やり過ぎには注意しましょう。 o( _ _ )o~† パタッ







 

2020年 4月27日(月)22.5℃(午後12時45分)

全快しました……

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前回の掲載からひと月が経ちました。
そのあいだに世の中はえらいことになっていて、浸透してくる不安に気分は落ち込むばかりですが、ここは一つ考え方を改めまして、自宅で自由にPCでも相手に遊べばどうですか……と提案したいのですが、PC嫌いの人はこんな得体の知れないサイトを覗きには来ないものでして。

 長時間 PCの相手をしてもストレスにならない人種はそもそも『自宅にいよう』運動は日常茶飯事のことではないでしょうか。ワタシはこんな大騒ぎになるずっと前からすでに半在宅でネットワークカメラ使用者でした。

 今日はこんな話ではないのです。話を変えましょう。
 現在我が家には、PC博物館に展示してもいいような PC8001や X68000XVIを筆頭に、Mac系からWin系の古いPCを仕事場の裏に保管しています。
 ある意味自分史ですね。
 よろしければデジタル降魔録:私的なパソコン史をご覧ください。


PC8001は1980年製。X6800XVIは1987年製 

この中にこのあいだWin7が陳列されましたので、現役で活動するのは Win8.1 のHPパソコンと、Win10の DAIVだけです。DAIVに関しては何の問題もありません。3Dアニメのエンコードに5時間も掛かったという不満以外は……。もっとも普通のPCで同じ処理をさせたら24時間掛かって完了するかどうかですが……。ま、その話は別の機会に。今回はWin8.1のHPパソコンのことです。

 我が家にやって来たのは2014年6月です。当時はそこそこのスペックがあり自慢の愛機でしたが、大きな持病があったのです。
 それは仕事で使っていると突然ブルースクリーンエラーが出てフリーズするという、信用度ゼロの致命的な病気が購入してすぐに始まったのです。

 顛末は2014年6月30日をご覧ください。

 もちろん新品ですのでHPさんへ修理に出しましたが、異常なしで戻ってきました。あとAdobeさんのアプリが絡んでいますのでそちらへも相談しました。
 色々と親切にサポートしてくれましたが全く打つ手なし。でも諦めきれずにリカバリーは二度やりましたし、ハードの詳細検査も何度も繰り返したり、もちろんWinのアップデートもしたり、ディスプレイカードは GTX760が搭載されていますので、そのドライバーの更新だけでなく無効状態で起動もしましたが無駄でした。

 ブルースクリーンエラーの原因を突き止めようとネットを探したことも何度あったことか。その中にはメモリカードの接触不良やマザーボードのケーブルの掃除なども含まれていましたのでそれもやりました。

 やがて DAIVが来たので仕事からは引退。文書作成ぐらいに使用していましたが、今年に入ると使えるアプリがテキストエディッタとiE11のみという最悪の状態に。
 ブラウザも色々試しました。Google Chrome、FireFox、Microsoft Edge、すべて全滅。もちろんAdobeさんのアプリで動くものはすでに皆無の状態。どれもよく持って 5分です。100パーセントの確率でフリーズします。

 性格的に原因不明で片づけるのが嫌いなワタシは、ここまで来てもまだ諦められないのです。
 ここのところ自由な時間もできましたので、再び闘志を燃やしたという話です。

 ながーい。前ふりでしたが、先に結果を書きます。
 大逆転です。5年目にして直ったのです。

 処理を始めると瞬間的に必ず落ちたグーグルアースのインストールだけでなく、ストリートビューが普通に見れた時の感激。
 見れて当たり前なのですが、苦節 5年、ようやくWin8.1が普通のパソコンに回復してくれたと言う……暗い話題の多い昨今ですが、少し明るくなったでしょうか。
 って、浮かれているのはワタシだけでした。


 書き忘れました。ブルースクリーンで落ちる原因はBIOSのオーバークロックがイネーブルになっていただけでした。
 どこかのサイトに書かれていたのですが、BIOSを触るのが億劫でして……。


5年前にやっておけば簡単に済んでいたのでした。 (TωT)ブヒーッ



ちなみにBIOS設定は起動時にF10を押します。





 

2020年 3月20日(金)17℃(午前7時42分)

再始動……

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今月も無事に西宮文学全集が掲載されました。
 わがまま言って休載中でしたワタクシもようやく再登場です。よろしければご訪問ください。






2020年 2月25日(火)10℃(午前10時15分)

トラブったら……

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業務であれ趣味であれ、PCを使っていると必ず遭遇するのがアプリのトラブル。いきなり固まって動かなくなったり、マウスポインターが消えてなくなったり。そ んな悲運に巡り合ったことがないと言う人はまずいないでしょう。

 災難はいつやって来るか分かりません。何時間も掛かって作業をしていたのに一瞬で吹っ飛ばされた日にゃ暴れたくもなります。なかでもそれが依頼されて作っていたりすると目の前が真っ暗になります。そこで被害を最小限にするためにいろいろと策を練るのですが、今回はそういうお話。

 ワタシの場合、長時間相手をするアプリはやはりAfter effectsです。イラストレータ(Ai)やフォトショップ(Ps)も使いますが、ほとんど補助的でメインはAEオンリー。一日中起動したままです。

 トラブった時に慌てなくてもいい方法はやはりマメに保存することですね。常に "Ctrl"と"S"キーを 押すクセ を付けてます。そして一日の作業が終わったら、あるいは切りのいいところまでできたら、一旦外付けのハードディスクに作業フォルダをまるごとバックアップします。よくAEにリンクした素材を誤って削除してしまうときがありますが、バックアップがあるのでそんなときも 安心 です。

 作業が終わるたびにPC外部のストレージにバックアップを作るのは、停電に遭遇したりPCが立ち上がらなくなったなど最悪のことを考えてです。納期を目前にしてPCが壊れても作業フォルダーだけ残っていれば、なんとか 新たなPCを手配 すれば済みます。

 作業中のトラブルですが、AEは安定したアプリだと思います。CS6からのお付き合いですが致命的なバグに遭遇したことはありません。でも戸惑ったり焦ったりする事も少なくありません。そこで今まさに肝が縮みあがっている方のためにワタシが遭遇したトラブルとその解消方法をまとめてみました。

※あくまでもワタシ個人が見つけた方法で、これが最善策とは言えませんので悪しからずご了承ください。


とにかくなんかおかしい
ブラシアニメーションがうまく動かない
旧バージョンのAepを読み込んでも映像が出ない
C4D Liteを読み込んでも映像が出ない。
プロジェクトパネルのサムネイルの背景を黒以外にしたい
プレビューが消えている(プレビューできない)
コーミングノイズ=インタレース解除がひどい時(TVの走査線みたいなのが出る時)
3Dのプレビューが遅い
メディアエンコーダーがエラーを起こしてエンコードしてくれない
インポートしたmp4がうまく機能しない時
Aiの線やシェイプがAEにリンクされない時
『papet?? クリップボードに……』というエラーが出た時
パペットのキーフレームをコピーしただけで動きが飛んだり、おかしくなった
プレビュー開始が極端に遅い時
モーションパスへキーフレームを打つと変な動きをする時
タイムラインの再生ヘッドの位置をマウスで変えた瞬間、ライン上のバーがかくっと動く時
3Dのアンカーポイント矢印やコンポジションの選択の枠(バウンティングボックス)などが出ない時
マスクのベジェ曲線のハンドルが出ない時
レイヤーパネルのモードが『-』となっている
レイヤーパネルの表示アイコンである『目』の絵の中が白目になっている
回転させたりするとなぜか画像の一部が消える
パペットピンがちゃんと動かない
『GPUアクセラレータが必要です』と赤帯のエラーがビューの中央に出る
オーディオファイルが鳴らない
再生ヘッド位置からRAMプレビューできない
レベルやトーンカーブのかけすぎでグラデーションがバキバキに割れる時
リンクしたファイルが無いと騒ぐ
打ったキーフレームのせいで妙な位置に素材が動いてしまう
AiやPsを変更してもAEで反映されない
PCが遅くなった
3Dモードでビューに映らない範囲ができた
途中で消える。3Dでチラチラと見えないところが見えたりする(背面にあるモノが見える)
カメラの絞りを使ってボカシを入れると変なスジが出る





● とにかくなんかおかしい。

こんな時は慌てず環境設定フォルダを潰します。だいたいはこれで直ることが多いです。
ただし自分でショートカットキーの定義を変えている時は『aeks』と言うフォルダの中にある『.txt』ファイルがそれですので、それだけはどこかに保管しておきます。そして環境設定フォルダを潰してからAEを起動すると初期化されて新しいのができるのでそこへ移し替えれば、ショートカットの定義は無事に元に戻ります。
AEの環境設定フォルダは、
【C:\Users\@@@@\AppData\Roaming\Adobe\After Effects】にあるバージョン番号のフォルダがそれです。ちなみに"@@@@"は各個人が作った名前になっています。

● ブラシアニメーションがうまく動かない

 最近やっと原因が解りました。
 ブラシアニメーションは最初にセットしたキーフレームのから開始されるようで(当たり前ですが)。途中でタイムライン上のレイヤバーを時間的にマイナスの方向へ引き伸ばして新しいキーフレームを打っても効果が無いという仕様があるようです。ですので新しく打ったキーフレームが動かないぞっと悩んでしまうのですね。もしキーフレームどおりにに動かないと感じた時は、レイヤーバーがマイナス方向に延ばしていないか確認してください。

 [    ]←これをレイヤーバーのinとoutだと思ってください。
 ↑
 ここをマウスで左方向へ延ばすことをマイナス方向と説明しています。

● 旧バージョンのAepを読み込んでも映像が出ない。

これも理由は不明ですが、リンクを探しているようで時間が経過すれば表示されことが多いです。

● C4D Liteを読み込んでも映像が出ない。

これも同じです。猛烈に待たされます。フリーズしたのかと思うほどです。じっと待ちましょう。

● プロジェクトパネルのサムネイルの背景を黒以外にしたい

プロジェクトパネルにある三本線タブをクリックして、"透明グリッドをサムネイルに表示" を選択します。

● プレビューが消えている(プレビューできない)

コンポジションパネルが消えているとプレビューしない、というかプレビューパネルがフォーカスされない仕様です。"ウィンドウ" → "コンポジション"で出します。

● コーミングノイズ=インタレース解除がひどい時(TVの走査線みたいなのが出る時)

次の要領で対処しました。
1》プロジェクトパネルで、変換するフッテージを選択右クリック
2》フッテージを変換→メイン
3》パネル内でフィールドとプルダウンの場所で、フィールドを分割=奇数フィールドからエッジを保持にチェック
4》プルダウンを削除=オフ
それ以外はデフォルトのままで実行。これでマシになりました。

● 3Dのプレビューが遅い

次の方法を試しました。
・高速プレビューを"高速ドラフト"にする。高速プレビューアイコンは『アクティブカメラ(カメラ選択)』から3個右の「稲光」みたいなアイコンを押すと出てきます。
 この方法が一番効果的でしたが、エフェクトで作った光彩などはベタ塗になってしまいますが、重要でないのなら消しておけば済みます。また複数画面で3Dの編集をしているときは全ての画面に対して設定しないと効果がありません。
・キャッシュを一度全部捨てる
・コンポジションウインドウの画質(スナップショットアイコンの右隣の隣)を1/2画質にする。プレビュー時の画質も最低にする。
・ビューを1画面にする。
・重要でないレイヤーを非表示にする。
・自分のPCの性能を恨む。
 参考までに。64ビット i7 7820X 3.6GHzのCPUで、RAM 32GB GTX-1080 のマシンで、After effects CC 2020を使い、3DモードをCinema4Dにした30秒アニメをMediaEncoder 2020で、H.264エンコードのVBR1passターゲット3Mbps、Max30Mbpsでmp4にエンコードするのに50分掛かっています。
 ほんと、毎回たまったもんではありません。

● メディアエンコーダーがエラーを起こしてエンコードしてくれない

AEと連携して使用するメディアエンコーダーはエラーを起こすとヤギが『めぇ~~』と鳴きます。初めての人はびっくりするかもしれませんが、これはAdobeさんのオチャメなところです。でもヤギが鳴くと鼓動が止まりそうになるほどドキドキします。その原因はだいたい次のようです。

・一度でもプレミアでエンコード後のファイルを取り込んでいると、上書き禁止が残るようでヤギが鳴きます。PCの再起動で直りますが、面倒なのでエンコードのファイル名を変えて対処しました。
・別のアプリがエンコードしようとするファイルを開いていないか確認します。最悪はファイル名を変えます。

● インポートしたmp4がうまく機能しない時

支給された動画をAEに落としてプレビューすると、映像飛び、ベタ塗りの画面が瞬間挿入するなどの現象が起きました。最悪なのはプレビューの画質を自動あるいはフル画像にしないと現れないので発見が遅れることです。納品してからクレームを受けても「あんたのせいや!」とも言えませんのでこれはヤバいです。
調べてみるとフレームレートが合っていないことが解りましたので、その映像をメディアエンコーダーでコンポジションと同じフレームレートで再エンコードしてから再度インポートして対処しました。
フレームレートが合っている場合は、AEが原因の時もあるので、キャッシュすべてを削除。AEの環境設定ファイルを削除して初期化をしてみます。

● Aiの線やシェイプがAEにリンクされない時

線の幅や角丸の数値が、何桁もの小数点を持っていると起きることがありますが、ほとんどの場合はAiファイルを保存するときに、YMCKモードだったり、PDF互換ファイルを作成にチェックを入れずに保存しているのが原因でした。

● 『papet?? クリップボードに……』というエラーが出た時

エラーメッセージははっきり記憶してませんが、これが出ても特に問題は起きませんでした。でも精神衛生的に気持ち悪いので、再起動と、AE用の環境設定ファイルを削除すると消えました。

● パペットのキーフレームをコピーしただけで動きが飛んだり、おかしくなった

さっさとあきらめて作り直した方が早いかもです。何度も遭遇するようなら、定番のAE用の環境設定ファイルを削除してみましょう。

● プレビュー開始が極端に遅い時

オーディオのエフェクトでリバーブを掛けていませんか? そのコンポが入ったものをプレビューすると動き出すのにずいぶん待たされます。

● モーションパスへキーフレームを打つと変な動きをする時

動きを滑らかにするために、ベジェ曲線を利用してモーションパスを作るとよくなります。同じ値のキーフレームを並べてその間を停止のつもりでいるとだいたいこのようになります。
停止位置のキーフレームを停止キーフレームにするか、ベジェでなくリニアだとなりませんので、環境設定でベジェは使わないように設定します。
設定場所は。
環境設定 → 一般設定 → 初期設定の空間補完法にリニアを使用、にチェック入れておきます。

● タイムラインの再生ヘッドの位置をマウスで変えた瞬間、ライン上のバーがかくっと動く

レーヤーパネルとタイムラインパネルの境目の位置を動かします。つまり、レイヤーパネルの幅を少し広げたら直りました。

● 3Dのアンカーポイント矢印やコンポジションの選択の枠(バウンティングボックス)などが出ない時

次の方法を試してください。
・ マスク消去ボタンをON/OFFして見てください。出てきたことがあります。
・ビュー → 表示オプション で、その部分のチェックが外れてる場合があります。また『表示オプション』が見つからない時は"ctrl+alt+U"を押すと出ます。

● マスクのベジェ曲線のハンドルが出ない

そのマスクを選択して、右クリック → マスクとシェイプのパス → ロトベジェ、のチェックを外すと出てきます。

● レイヤーパネルのモードが『-』となっている

連続ラスタライズがonになっています。

● レイヤーパネルの表示アイコンである『目』の絵の中が白目になっている

表示モードが『通常』でない時、白目になって知らせてます。

● 回転させたりするとなぜか画像の一部が消える

子コンポや親コンポに重複して連続ラスタライズをonにしているとなることがあります。

● パペットピンがちゃんと動かない

連続ラスタライズは使えません。使うと画面が出なくなったり、形が崩れたりします。
またリンクしたファイルの素材を使っている場合、リンク先の絵の大きさや形を変えるとパペットは壊れます。初めから作り直しです。

● 『GPUアクセラレータが必要です』と赤帯のエラーがビューの中央に出る

プロジェクト設定でレンダリングがソフトウェアになっています。

● オーディオファイルが鳴らない

RAMプレビューでしか鳴らないので、プレビューウインドウを出して右端のボタンを押します。あるいはテンキーの"0"ボタンを押します。
もしかしたら、使っているPCのデバイスに設定が外れているかもしれないので、環境設定を見る。
環境設定 → 設定 → オーディオハードウェア設定

● 再生ヘッド位置からRAMプレビューできない

プレビューウインドウのフレームラン下の『現在時間から』にチェック入れます。

● レベルやトーンカーブのかけすぎでグラデーションがバキバキに割れる

バンディングと呼ばれる現象。「プロジェクト設定」の「色深度」を16bitにする。

● リンクしたファイルが無いと騒ぐ

リンク先が消えたからです。ほとんどの場合、リンクを忘れてフォルダ名やファイル名を変えてしまったのが原因です。あるいは削除したとか。
一度リンクしたらそのファイルが入っているフォルダの移動や名前の変更は厳禁です。またそのAiやPs内のレイヤー名を変えるのも厳禁なのです。
もしリンク先を見失った時は、プロジェクトパネルの見つからない素材データを右クリック → フッテージの置き換え → ファイル で、その素材までのリンクをたどって再読み込みをしてみます。運が良ければ複数レイヤーなども自動的に判別してすべてを再リンクしてくれる場合があります。最悪は一つずつ再リンクするしか方法はありません。変更してしまった自分を罵りましょう。

● 打ったキーフレームのせいで妙な位置に素材が動いてしまう

同じ数値のキーフレームを打っているのになぜか動いてしまう場合の原因はこれです。
・2点のキーフレームがイーズになっている。右クリックして空間補間と時間補間をリニアにする。
新規に作るのなら、「環境設定」→「一般設定」→「初期設定の空間補間法をリニアにする」にチェックを入れる。
・イーズ(イン・アウト)を使って曲線運動をさせた時、'停止のつもり'で同じ値を2つのキーフレームに打つとこの現象になりやすいです。
この場合、停止させたい位置のキーフレームを正式な"停止キーフレーム"にすると良好になります。

● AiやPsを変更してもAEで反映されない

通常はAiやPsを変更すると、AEが自動的に再読み込みしてくれますが、それがされない時はAEを再起動してみる、あるいはプロジェクトパネルでそのファイルを右クリック→フッテージを再読み込み、をしてみます。

● PCが遅くなった

データが大きくなると、とんでもなく重くなり動きづらくなるのは、そのPCの性能次第です。今すぐに買い替えられないので、プレビュー画質を最低にしたり、いくつかのレイヤーを非表示にするとマシになります。分割して確認する方法を取ります。
またキャッシュを削除しても幾分マシになります。

● 3Dモードでビューに映らない範囲ができた

ビューには表示の限界があるようで限界位置を越えた位置にまで素材を移動させるとビューに映らなくなります。こんな時はそのビューの逆のビューで見ます。例えばトップビューで見えなくなったら、ボトムビューで見てみるとかです。

● 途中で消える。3Dでチラチラと見えないところが見えたりする(背面にあるモノが見える)

・3Dモードの時でチラチラ見えない部分が見え隠れする時は、プレビュー時の解像度によるものが多いので気にしなくていい場合があります。。
・途中で消えてしまうOBJのタイムラインが足りているか確認します。ほとんどの場合、時間切れになっています。
・3Dでカメラを使用している場合、カメラの位置を変えたりレイヤー位置を変えたりしたらチラチラが直ることがあります。
 過去に"カメラの位置x=4540.0001だった数値を4540にすると直ったことがあります。捨て身の作戦として、シーン全体をコンポジションにして、その見えてしまうタイムラインをカットする。
・トランプのカードを3Dで作った時のように、表面と裏面のZ軸の値が非常に近寄っている場合、Z軸の誤差か裏面が出ることがあります。これはAEの限界かも知れないので、エンコードしてもそれがチラついて見えてしまいます。この場合は考え方を変えて、裏面が必要なシーンまでは裏面を貼らないことで対処しました。

● カメラの絞りを使ってボカシを入れると変なスジが出る。

スジが出る素材のすぐ後ろに何かの素材が配置してあって、"深度的に近すぎる"と出るみたいです。






 

2020年 2月23日(日)10℃(午前10時33分)

ゴールは目前……

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あれは遠い昔のこと。ずいぶん長い時間が経過した気がします。

 やっと一呼吸できるところまで到達しました。

 こちらの世界ではもう春なんですね。ワタシがいたトコロでは時間が流れませんので、季節も無ければ昼も夜もありませんでした。この世で言う元旦であろうとも早朝からPCの前です。

 ついにあいつ壊れたな、と囁く声が聞こえそうですが、それほどに過酷な時を過ごしましたので、この一息入れる瞬間がとても心地よくて、つい、

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 などと、梅の花が満開のこの季節にとち狂ったことを書いてしまうのです。


 初めてここを訪れた方がびっくりされるとアレですので、少々補足を入れておきます。
 ワタシは組み込み系のエンジニアと、とあるデザイン会社さんに作られた映像チームの製作部門を受け持つという掛け持ち的、悪い言葉で 二股膏薬(ふたまたこうやく)的なことをやっております。

 で……すごく話が飛ぶのですが、2020年教育の世界が変貌しようとしています。
「はぁ~? なんの話?」
 ですよね。でもこれが繋がりますのでもうしばらくお付き合いください。

 関係者の方ならご存知のように学校の教科書がデジタル化されます。つまり紙の本がなくなり生徒たちはタブレットを持って学校へ行くようになります。
 こうなるとどうなるか。

 紙では表現のしようがなかった新たな情報伝達方法が生まれるのです。それが教科書の 映像化
 小説よりもアニメ。あるいは映画化される方が一般的に本質が理解しやすくなります。
 昔の自分たちが使ってきた数学の教科書を思い出してください。例えば立体の展開図。立体物を平面上に広げた絵がそのままどんっと印刷されていました。どうやったらこの立体がこっちの展開図になるかを教師が四苦八苦して伝えてきましたが、2020年からは違います。目の前で立体物がゆっくりと動き出し、平面上に広がる展開図に変化する様が観察できます。見た瞬間、ほとんどの生徒が "へぇボタン" を連打することでしょう。

 この映像化、強いてはアニメ化の波がとあるデザイン会社さんに押し寄せたわけです。

 去年の秋頃から、作成ノルマが日々積み重なっていき、算数、理科だけでなく、アニメで英会話、はたまた英語の歌に合わせてアニメを躍らせて、なんて言う依頼も。初めてです振付け付きの依頼が来たのは。

 そして依頼は年末近くでキャパを越えてしまい。朝は早よから3時起き。そのまま夕刻7時まで、トイレと食事以外は PCの前。なのにノルマの山は途切れることなく次々と現れて、振り返れば北アルプス、富士山越えは当然。世界最高峰のエベレストを越え、ついには太陽系一と言われる火星のオリンポス山をも制覇した気分です。ちなみに火星のオリンポス山は高さ2万7千メートル。エベレストの3倍です。

 約60本近くの映像化を済ませましたが、まだすべてが終わったわけではありません。でもようやく先が見えた感じで、深海に潜っていたクジラが呼気のために海面へ浮上してくるのと同じ気分で、しばしの休息を楽しんでおります。

 つまるところ……。
 止まると死ぬのだ病に侵されている病人はこうやってワケの解からないことを書いて、今日もPCに前に座るのでした。


( ̄人 ̄)ちーん