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(修)…マークは修正が入った事を意味します。数字はその回数です。


2018年 5月27日(日)29.0℃(午後3時25分)

ターボブーストってなんでっか……

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電源スイッチの誤解も消え、おおむね良好な出だしでサクサク仕事をこなすDAIVくんです。

 どれぐらいサクサクかと言いますと。

 マジンガーくん時代(Win8.1 64bitCPU RAM16GB )は、5分ほどのエフェクト未使用の簡単な映像であってしてもエンコードさせると20分。例の26,667x15,000ピクセルの巨大画像を『ググぐぐーっ』と拡大にするような映像だと45分は待たされました。

 ですので、エンコードを始めたら他の仕事をするか、食事にしてしまってPCにやらせて放っておくか、後は開き直って休憩も兼ね、ちっとも伸びない進捗バーを恨めし気に眺めつつ、コーヒーをチビチビ。
「はぁ。いつ終わるんだろねー」
 なんて独りごとを垂れながら、また一口、ずずずーっと。
 コーヒーカップの底が見えるころになってもまだ作業中。仕方がないのでトイレで時間つぶし。ネットをウロウロ。なんだか無駄な時間っすねー。てな感じでした。

 同じデータをDAIVくんにやらせると、物の十数秒という驚きの速度でエンコードをこなし、いつもの調子で飲んでいたコーヒーを鼻から出してしまったほどです。ちっとも伸びなかった進捗バーが『ドギューーーン』と突っ走ってあっという間に完了。両手で持ったカップに口をつけたまま目をぱちくり。

「マジっすか? なんか壊れた?」
 逆に疑ったりして……。


 それから半月。
 やっぱり慣れてくると色々粗が見えてくるもので。すべてのエンコードがそんなに早いのかというと、そうでもないことも分かってきました。
 例えば、巨大画像を『ググぐぐーっ』と拡大するやつはやっぱり苦しそうで、20分ほどかかります。45分が20分ですので早いっちゃぁ早いのですが、人間贅沢ですよね。「もちっと早くならんのかい」とつぶやいてしまいます。

 しかし作業中はとても軽いです。アフターエフェクトとイラストレーターとフォトショップを同時に立ち上げて、それぞれに切り替えて作業を行っていても、同時進行していることを忘れるほどです。ちなみに480GBのSSDはCドライブにマッピングされているようで、作業キャッシュエリアをCドライブ。データ保存場所をHDDのDドライブへと割り振って効率を上げていますが、映像編集アプリはキャッシュエリアを湯水のごとく使いまくってくれますので、気づけば100GBぐらいがキャッシュとして使用され、
「どひゃ~。Cドライブが残り200GB切っとるよ~」
 てなことになって。あわててキャッシュを捨てたりしています。捨てればまた元に戻るんですが、精神衛生的によくないです。




 気になるところと言えば『Turbo Boost Max Technology 3.0(TBM)』なるものが、電源を入れるたびにワタシを待ち構えていて、遊んでほしそうにしているところです。
「あんた誰?」と言いたいです。


立ち上がると必ず迎えてくれるTBM

ネットを探ると出てくるのですが、なんだか眉毛のあたりがモゾモゾするような話が出てきます。早い話がマルチコアの動作クロックと発熱量を最適に保ちつつクロックを最大にする……なんたらかんたららしいです。

 この辺はどーなんでしょう?
 確かにDAIVくんには8個のCPUコアがあるみたいですが、ベンチマークテストと実務との隔たりは狭くなってきているのでしょうか。

 ネットを探れば探るほどに眉毛のあたりがモゾモゾするんですけど。
 ベンチマークを走らせて、効率が『ん』パーセント上がったとかの世界はお好きな人たちで盛り上がっていただければ結構です。Adobeのアプリがマルチコア対応のコーディングをしているかどうか、時間があるときにタスクマネージャを起動して検証してみます。


 それとワイヤレスキーボードが調子悪いです。電源立ち上げ後しばらく固まりますね。文字入力中にぱたりと止まって十数秒待つとまたカーソルが点滅して、数文字入れるとまた十秒ほど停止。辛抱できずにUSBキーボードに戻したら全く異常なし。どうもWin10と相性が悪いのでしょうか。


 とまぁ。そんなこんなの日々を暮らしております。






2018年 5月13日(日)23.0℃(午前11時25分)

ああ。電源ボタン……

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DAIVくんがやってきて4日経ちました。
通常ならそろそろ何かしらのアクシデントが起きてもいいころです。

 Win7のHP p6370は、購入5日目にして3回ハングアップを起こし、再起動するはめに。そのうち1回はリカバリーまでしたというありさま。

 マジンガーくんの場合は、本体異常ではないのだけれど、AdobeのCS6以上と相性が悪くて、すぐにブルースクリーンのエラー画面が出て泣いていました。


これがブルースクリーンエラー画面

このエラーが出たら最後、何もできません。画面には自動的に再起動しますとありますが、このまま固着します。保存されていなければそれまでの作業も全部パー。気力も体力も一瞬で消滅します。

 ちなみにイラストレーターだけはCS6以上の『CC 2018』でも動いていましたので、何か共通した原因があるのだと思いますが、答えは闇の中に消えております。

トラブルが多いのは昔も一緒で、Gateway2000で動いていたプリントパターン作成用のアプリなんか、保存したファイルごと消えてなくなるという最悪な状況でしたが、人より出遭う確率が高い原因は、デバッグがあまり進んでいない特殊なアプリを使うからではないかと思います。

で、DAIVくんの場合。
 今のところ問題は無し……と言いたいところですが、購入直後から気になる案件が一つ。
 それは電源が入らない時がある、です。

 電源はどこから入れるのか。
 もちろん電源ボタンですが、押すのではなく回すのです。


丸いつまみが電源ボタン

写真を見ていただければ一目瞭然。どれが電源ボタンか説明しなくてもお分かりだと思います。

 なんで回すの?
 と言いたいですが、デザインした人に聞かなければ理由などわかりません。

 銀色の丸いイメージは、ひと昔前のオーディオアンプ、そうプリアンプですね、そのボリュームのつまみを連想します。

 これを回すのです。
「はぁ~。なんでやろ?」

 正直言って、DAIVくんのお姿はスマーティだとか美麗だとか言い難いところがありまして。だからと言って、iMacさんみたいに美しくあれ、とは思っていませんが、でかい体のわりに正面がちゃっちぃのでこの電源ボタンが目立つこと。

 で、回すと……。
 なぜか電源が入らないのですね。

「え? なんで?」と思って、もう一度回すが、ウンとも返事がありません。

「おいおい……」
 少々焦ってグリグリして、やっとLEDが灯って動き出します。

 こうなると、回すのではなく押すのか?
 と思いますが、押すことはできません、回すのみです。
 説明書で確認すると、
『右にひねることで電源が入ります』
 とあるだけ。

「ひねるって、回すという意味だよな?」
 メイドインTOKYOなので関西と言葉が違うのでしょうか?
 Weblio辞書のサイトで調べると、
『ひね・る:指先でつまんで回転させること』
 と書いてありました。
 って、まじで調べる必要はありませんから。関西でも『ひねる』は『回す』と同意です。

「もしかして、ババを掴んじまったのか?」
 お食事中の方、たいへん申し訳ありません。
 ババを掴むとは、一般的な言葉で言うところの、トランプのジョーカーを取ってしまった、みたいなニュアンスです。

 で、今日の朝3時半。
 朝活生活20年オーバーですから、これで正しいのです。ワタシの朝3時は普通の方の8時ごろの感覚ですから。

 電源ボタンを右にひねりました。
「………………」
 無反応。
 もう一度ひねります。

「………………」
 無反応。

 ちょっち焦りました。そこで今度はゆっくりと右いっぱいまで回しましたが。
「………………」
 無反応。


「おーい。ババかよー」

 背面に回って電源のマスタースイッチを二度ほどオンオフをしてから、右に回して再挑戦。

 ブンっと音がして起動しました。

 怪しげな雲行きが、黒々と広がる気配を肌に感じます。
 こりゃぁ。いよいよババかもしれません。

 まだ購入して4日ですので、故障なら無料交換してもらえるでしょうが、その工程が億劫ですよね。梱包し直して宅配便に回収してもらって……そのあいだ作業はできず。まあ、マジンガーくんがいるので影響はありませんが、気持ちがブルーになるのは逃れません。

 再度、電源を切って、コンセントに差さずに電源ボタンを何度かひねって感触を確かめることに。
 ボタンは時計方向にしか回らず、かといって何の抵抗もありません。とてもスムーズに回転するのですが、これってどこで電源が入るのでしょう?

 こういうものばかり扱っている仕事柄、これはおかしい……と察知しました。
 なぜかというと、ボタンの構造を大別すると機械式接点タイプと無接点タイプがあるのですが、電源ボタンに無接点を使わなないだろうと。

 その理由ですが、無接点式はフォトカプラなどを利用して光の遮断をイベントとして拾って動くタイプです。耐用年数がけた違いに長いので、乱暴に扱われるゲーム機器に多く使われます。欠点は高価でそれなりの回路も必要になります。
 機械式接点は耐用年数は短いですが、安価で余分な回路はいりません。

 たかがパソコンの電源ボタンに無接点式は使わないだろうと、ならばなぜつまみが回るだけでボタンの入る感触が無いのか。

 接点式でも感触の無いのもあります。磁力を利用したリードスイッチとか。でもここには使わないでしょう。

 となると……。

 見た目はおっさん、頭脳もおっさん。横から見ても上から見てもタダのおっさんの頭脳が「ピンッ」と鳴りました。
 あー。脳血栓の合図ではありませんのでご安心ください。

 パソコンの電源ボタンにはタクタイルスイッチが使われるのが定番です。言い切れませんが、だいたいそうです。
(タクタイルスイッチ=タクトスイッチですが、タクトスイッチはアルプス電気の商標なのでここでは使うべき名称ではない……って使っているし)

 商標の件は横に置いておいて、このスイッチの大きな特徴として、カチッと反応するクリック感があります。

 ならば……もしかして……。
 またまた右に回して、止まったところでさらに力を加える……。

 カチッ!

「のははは。結構固いんすね、DAIVくんって」
 電源ボタンの話ですから。

 そこで提案です。説明書のその部分は、
『カチッと音がするまで右にひねると電源が入ります』
 と書きませんか?


 ああ~。気づくと電源ボタン一つで、2600文字も書いています。もう少し続ければ1話分になるとこでした。



 ( ̄ω ̄;)...仕事せーよ





2018年 5月11日(金)19.0℃(午前9時14分)

その名を DAIV……

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昨日の続きです。
新たなマシンが仕事場に入ると必ずすることがあります。作業用のアプリのインストールと作業用ファイルや、カスタマイズ情報の移動です。

 ところが数が多くて一度に済ますことができません。ひと通りの物が入ったなと思っていても、何か作業をしてみないことには足りない物に気づかないことも多々あります。そこで今回のように紹介がてら自サイトに記事をアップすれば、いつもと同じような作業内容になりますので気がつくだろうと、朝からやっておりましたら、案の定。

「あ。FFFTPが無かった……。おっと、MIFESのiniファイルも無い」
 とか、
「しっかし、たるい!」
 とかです。

 FFFTPはデータをサーバに載せるのに必要で、MIFESのiniファイルとはテキストエディッターの個人設定ファイルです。これが無いとデフォルトのままですので、とても不便です。特にショートカットを多用するワタシは自己流に変更していますので、初期状態のエディッタでは戸惑ってしまうのです。

 たるい、というのはマウスの動きとキーボードのリピート開始までの待ち時間です。これも自分にぴったりでないと作業が円滑に行われません。



仕事場です。しかし寄せ集めのディスプレイがもの悲しいですね

ところがこいつはWin10 です。Win8.1 でも焦燥を覚えるほどの改変が施されたのに、結局あの『タイル』表示は何だったのでしょう。世間からかなり叩かれたみたいで、Win10 では裏に回されてしまっていますね。ワタシには必要の無いモノなので、マシンの動きを邪魔するものはすべて取り去りました。
 裏と書きましたが、本当はあっちが表のようです。タッチパネル式の機器はタップしやすい大型のボタンのほうがいいのでしょうね。


 で、話は戻します。
 そうそう、マウスやキーボードの設定はコントロールパネルでしたね。

「え~っと。コントロールパネル、コントロールパネルっと……」
 はれ? コントロールパネルがないぞ?

 タスクマネージャーやデバイスマネージャーはあるのに、なぜに無い?

「あ、そうか」

 Win8.1 から『設定』という項目があったことを思い出し、マウスを画面の右端に持って行きゴソゴソと。
「あれ? 何も出てこないぞ」
 Win8.1 はこの辺を突っついていると、ごそっとメニューが出てきたのです。アプリで作業中にその辺にマウスが移動すると、意味もなくメニューが出て鬱陶しいなと思っていたのが出なくなっています。

「ほらみろ。やっぱりジャマだったんだ」
 思うことはみなさん同じなのか、どうやらここも変更されたのかもしれません。

 設定はスタートボタン右クリックで出てきましたのでマウスの設定はすんなりと。
 次はキーボード設定です。
「無い……」
 設定の項目内にマウスはあるのにキーボードが無い。
 というより。正確に書くとあるのはあるのですが肝心の速度設定が無いのです。

 まさか、キーボードはこのまま固定っすか?
 こんなかったるい動きは、耐えられません。カーソル移動が遅過ぎるのは精神的苦痛を覚えます。

 探すこと10分。まだ見つかりません。ラチが明かないのでネットで検索をしましたが、古いOSの話ばかり。みんなそろってコントロールパネルで設定すると書かれていますが、そのパネルがどこにあるのか分からんのだよ。

 ようやくネット上で見つけました。スタートボタンを左クリックしてタイルの並んだ左側『W』の欄、Windowsシステムツールの中にありました。

 なぜに、『設定』とコントロールパネルを分けたんでしょ。
 なぜに、マウスの設定とキーボード設定を別々の場所で行うようにしたのでしょ。
 コントロールパネルも小さいアイコン表示にしないと、キーボード設定が出てこないのはなぜ?
 なぜにそこまで隠したがるの?

 まさかあれかぁ?
 Android 7のバグを指摘されているのに、修正せずにそのままAndroid 8へ持ち込んだっていうやつかぁ?
 DOZEモードなんぞを作ってアプリ製作者を苦しめるっていうやつかぁ?

 怒りの矛先が逸れていきそうなので、こちらに引き戻します。


 とまぁ。こんなことをやりながら、新しいマシンに慣れていくわけですね。

 昔と違ってネットからのダウンロードも格段に速くなっていますので、必要なアプリも簡単にインストールが済み、作業はいたって軽快です。ひと昔、仕事場に光ネットが無かったころは、CPUの速度が上がってもネットからのダウンロードは変わりませんから、新しいマシンにCloudを送り込むのに相当な時間を要しました。でも今はサクサク快適です。

 FTPアプリも準備できたし。サーバアクセスの設定も完了。準備は整いました。さて、ご紹介しましょう。これが新たなマシン。

 その名を DAIV くんと言います。


DAIV(Dynamic Approach Imagery of Visual)

Win8.1 のマジンガーくんが小さく見えるほどの巨体です。コンパクト化が進みつつある時代を逆行するからには何か理由があるのでしょう。それは後程解明されます。

 ところで調べてみるとマジンガーくんが来たのは、2014年6月でしたので、ほぼ4年ぶりの新人さんです。

 このサイトではPCを擬人化していますが、きしょいと言わないでください。これまでもマックの『エリカ』さんとか、冬眠するIBMパソコンとか。
 あ、そうそう。iMacの玲子さんも健在ですよ。OSを『Snow Leopard』に替えたわりに活躍の場がないですが……。もちろんマジンガーくんもしかりです。

 さらにさかのぼって、Win7 のマシンが登場したのを調べてみると2010年5月15日でした。4年ごとにそれも初夏ごろにマシンが来ていることになります。


 もう一つ思い出しました。Win7 マシンとWin8.1 マジンガーくんもそうですが、導入後すぐにおかしな現象が出ています。
 Win7 マシンは購入5日目にして作業中いきなり真っ黒。2度もリカバリをする結果に陥るという最悪な状態になっていますし、マジンガーくんもAdobeのアプリを動かすとブルースクリーンのエラー画面になって固着するという悪癖があります。

 Win7 はその後今日にいたるまで何事も無く業務をこなしてきましたのに、マジンガーくんの悪癖は治っておらず、AdobeのアプリのバージョンをCS6でとどめておくという処置で何とか使っています。つまり問題はAdobe側にあるのですが、そちらさんの意見ではグラフィックボードのドライバーに問題があると主張されて、結局トラブルは霧中へと消えております。

 一言付け加えるのなら、GeForceのドライバーは最新版に上書きしていますし、現にAeのCS6ではGPUとして立派に動いてます。

 さて過去の傷は忘れることにして、話をDAIVくんに戻しましょう。
 まだ実作業には使用されていませんが、昨日のエンコード実験では、ダントツで飛び抜けて走者ゴボウ抜きを見せつけてワタシを驚愕させてくれました。今のところ落ちることもないし、大いに期待が持てるマシンだと思っています。

 それではここで、そのお腹の中を見せてもらいましょう。



フロントベイの上半分は空っぽです

でかいボディのわりに中身はありきたりですが、筐体が大きいのはグラフィックボードのサイズと水冷式のクーラーを抱え込んだCPU、そしてそのファンとをつなぐパイプ。それから巨大な電源ボックスとファンが目立ちます。
 しかし、あっちもこっちもファンだらけ、いったいどれだけ発熱すんねん、と言いたいです。これから夏を迎えるのですが、どうなるのでしょうね。

 その中でも威厳めいた存在感を誇るのは『GeForce GTX』と描かれたロゴをドンと即面に出したグラフィックボードと、大きな頭をしたCPUです。

 この筐体の大きさは冷却のためにたくさんのスペースが必要だからだと推測されます。小さな筐体に押し込んだら即熱暴走を起こすのではないでしょうか。

 それにしてもこの二つの装置が3分半も要したエンコード時間をたったの20秒にしたのですから驚きです。

 さらにこの中には480GBものSSDが搭載されていますので、さらなる高速化が可能かもしれません。
 なにしろまだSSDなるものが、どこらへんにマップされたハードなのか調べがついておりません。作業効率を上げるにはアプリの二次的使用エリアをSSDに持って行けばいいのでしょうが、SSDってどこにあるの? です。

 もちろんフロントベイのハードディスクの上に取り付けられているのは知っていますが、ファームウェア的にどこにあんの? ワタシとしてはどう接したらいいの? に尽きます。

 SSDを簡単に説明しますと、機械的駆動部分の無いハードディスクと考えてもらえれば間違っていないと思います。もっとハード側に寄れば、不揮発性かつ再書き込み可能なメモリデバイス、EEPROMみたいな物です。でもどうやればそれとアクセスできるのかがまだ解りません。

 ようするにDAIVくんの活躍はまだまだ未知なるものに埋まっていと言っても、過言ではないのでした。



 ここで業務連絡を一つ。

「4k画像がフル解像度で編集できますので、どしどし仕事を持ってきておくれやす」
 ……え? 何?
 今んとこない?

 ( ̄◇ ̄)……あそ。




2018年 5月10日(木)20.0℃(午前9時24分)

何代目でしょ……

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ようやく注文していたパソコンが届きました。
 ワンボードマイコン、TK-80から始まったワタシのパソコン人生で何代目でしょう。
 何台ではなくて、何代でいいんです。なぜなら……、

 思い起こせば、ん十年前。
 Basicから始まり、モニターと呼ばれていたOS無しのアセンブラから、初めて触れたOSがCP/M。それからMS-DOS、SX-Windows、Win3.1、Win95、98……Xp、7、8.1と渡り歩いて、ようやくWin10 です。

 感慨にふけるというモノで……というか、こうなるとOSなんかどうでもよくなって。やっぱマシンのスペックだよな~。なんて、初心に戻ってしまう次第でありまして。なのでWin8.1 のマジンガーくんでしばらくはいけるだろうと思っていた自分がほんの数か月前にいました。


これがWin8.1 のマジンガーくんの勇姿です

何度も出てきますが、このパソコンフェイスがマジンガーくんなのです。書かなくてもこの姿から、なぜマジンガーくんなのか、想像できると思います。

 CPUはi7-4770K 3.5GHz 64Bit、メモリは16GB、グラフィックボードはGTX-760です。
 じゅうぶん速いです。通常使用で遅いと感じたことはまったくありません。

 でしたが……。
 ついこのあいだのことです。マジンガーくんでしても追いつかない仕事が入ってきたのです。
 それにショックを受け、かなり心細くもなっていたこともあって、え~いと清水の舞台から飛び降りてしまいました。

 で登場。
 今回はBTOマシンです。
 名前を『DAIV』くんと申します。以後お見知りおきください。

 ところでBTOとは? ですね。

 これは『Build To Order』の略で、簡単に言えば『完成品』の購入ではなく、この部分はあそこの製品を使って、こっちはあのメーカー製にして頂戴ね、と「あーだーこーだー」言える物です。でも口を出すほどに値段が上がります。

 ではなぜBTOにしたかというと、これまでは代々HPパソコンを追いかけていたのですが、マジンガーくんの次に匹敵する、これだというマシンが無かったからです。

 なぜそれほどまでに熱いかというと。
 ガネーシャの要求に対応して来たら、気付けばドローンで撮影した4K動画に手を出す羽目に……あ、いや。4k動画をお持ちくださったもので、彼曰く。
「これからは4k、8kの時代や。やってて損はない」
「はぁ……さいですか……で? どんなもんでっしゃろか?」
 と意味も分からず、持ち込まれた映像ファイルをプレミア上に展開して、
「んげっ!」
 思わずぶったまげたのは、言うまでもありません。

 はい。正直にいいます。
 ぶったまゲーションでした。
 (昭和かっ!)

 そうです。あのマジンガーくんが仰天したのか、固着してしまったからです。
「う、動かん……」
 フル解像度ではもはや動画ではありません。飛び飛びの紙芝居状態。こういうのは静止画と言うのではなかろうか、と。
 もちろん固着したのは映像だけではなく、見ていたワタシとガネーシャも同じでした。

「こんなんでは仕事にならんな……」
 ぽつりと、ガネーシャ。
「……どないする? 納期は?」
「今日中に絵になる部分を探さな間に合わん」

 それはエライこっちゃです。
 冷や汗たら~りです。

 ひとまずすべてを高精細で見る必要や時間もなさそうなので、画質を16分の1にまで荒くして、まるでモザイク処理が施されたかのような映像を覗き込み……って、もう必死です。納期があまりありませんから。

 ま、この時は必要部分を抜き出せば、後はこれまでと同じ作業をするだけですので、なんとかクリアしました。しかしこれではアカンと強く思ったのが本音です。

 という経緯で、次期パソコンを探していましたらBTOパソコンのDAIVシリーズに行き当たったというわけです。はい。
 まだ写真がありませんので、DAIVで検索してみてください。いっぱい出てくると思います。

 CPUはi7-7820X、最大4.3GHzで64Bit。マジンガーくんと同じ水冷クーラータイプです。
 SSDが480GB、メモリ32GB、そしてグラフィックボードはGTX-1080と、こだわってますでしょ?

 で昨日、試運転しました。クルマで言えば慣らし運転とでも言いましょうか。
 と言っても、エンジンはすごくてもタイヤが付いていません。
 アプリケーションをタイヤと表現してもいいのか分かりませんが、それがなければクルマはただのうるさい箱。パソコンだって同じです。

 タイヤとなるものはもちろん、Adobe Creative Cloudです。
 そこからフォトショップ、イラストレーター、オーディション、プレミア、アフターエフェクト、メディアエンコーダー。これがワタシのタイヤとなるべき勇者たちです。

 全部インストールましたが、次の問題がこれ。
 Creative Cloudはパソコン2台まで。つまりこれで3台目。どれか一つを放棄しなければなりません。
 もちろん現役ではありますが、少々力及ばずのWin7 くんに辞退してもらいましょう。

 で、どうやってライセンス解除をするのか。これがややこしい。
 簡単な方法は、現役辞退を宣言したパソコンのアプリを立ち上げ、そこのヘルプからライセンス解除をすればいいらしのですが、そうとは知らずにすでにWin7 からすべてアプリをアンインストールしたあとでヘルプを出せません。

 今さら再インストールもめんどくさい。早朝4時にやる作業ではないと判断し、一旦、すべてのパソコンからライセンス解除して改めて契約する方法を選びました。
 この方法だとマジンガーくんも一時的にアプリが動かなくなるはずですが、その時は再契約すれば……ということで済ませました。


 さて新たに参入したDAIVくんの御手並拝見といきましょう。

 まず、以前びっくら仰天した26,667x15,000ピクセルの巨大画像で実験してみましよう。
 この巨大画像を25%に縮小決定してみましたら、マジンガーくんの場合は5秒弱、Win7の一般PCでは画像の大きさにビビってしまったのか、固まってしまいまいした。
 DAIVくんは4秒弱と、それほど大きな差は出ませんでした。
 ちょっちがっかりして。
 次は動画のエンコード速度で挑戦です。

 動画のエンコードを簡単に例えると、みなさんも写真に手を加えてjpg画像として保存していると思いますが、エンコードも同じ意味です。 動画に手を加えてPCのメディアプレーヤーやDVDで見ることができるようにするために圧縮してファイル化することです。

 行うのは H.264という形式に圧縮します。
 仕事場にあるWin7では動画は扱いません。理由は簡単。動かないからです。べつに動画の再生ができないとか、壊れているとかの理由ではありません。i5のCPU、32Bit 4GBメモリでは原チャリで大型観光バスを牽引するようなものです。いくら後輪を空転させてもバスは簡単には動いてくれないと思います(やったことは無いので、ここは想像ですね)

 マジンガーくんの場合、1分ほどの映像でエンコードすると約10分(内容に寄りますが)ほど待たされます。
 10分の映像になると1時間近くになります。動画編集ってこんなにも重いのです。
 いつもは、「やっとれんワ」と言って、その間に別の仕事をしています。

 では実験。
 あまり長いものになると実験自体もやる気が失せますので、30秒ほどの映像をエンコードしてみます。

 最近ようやくGTX760がAeで使えるようになったぞ、と喜んでいましたが、そのマジンガーくんがエンコードに要した時間は約3分20秒でした。

 まあ。こんなもんです。毎日付き合っていますので別にドーってことのない。空虚な時間です。
 次はDAIVくん。
 メディアエンコーダも最新バージョンですが、さてさていかほどに……。

 エンコード開始ボタンをぽちっとな。
「昭和かっ!」と叫ぶワタシの目の前で進捗バーが……。

「ぬぁ~!! えっ! え――――――――――――――――――――――!」
 実時間にしたら、これぐらいですかね。
 その時間、ぬあんと、20数秒。
 信じられない気持ちでもう一度確認。
 1280×780サイズ、VBR2,2パス。予測ファイルサイズは6MB。マジンガーくんと同条件です。

 もう一度。ぷちっとな。

「ぬぁ~!! え――――――――――――――――――――――!」

 今度は正確に測りました。23秒です。

 お、恐るべし……GTX1080、あんど 8コアCPU。



 次回は欠点を探る、です。





2018年 5月 1日(火)22.5℃(午前7時34分)

3Dフォトの世界へ……

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最近よく見かける静止画を3D風にした効果を真似てみました。
やって見てよーくわかりました。これってひたすらフォトショップの作業ですね。元画像を奥行きに従って何枚かのパーツに切り離して、後でAeの3Dレイヤーで配置してそれらしく動かす。
 とまぁ。文章で書けばこれだけのことですが、その苦労ったらもう、言い表せない苦痛を伴います。

 今回は下記の写真を使ってみます。



これはその昔、とある遺跡公園へ行った時の写真です。
 弥生時代の住居が復元されていて写真の中央に見えています。その前に芝生の原っぱ、周りをぐるりと林に囲まれた緑豊かな遺跡資料がある公園です。

 で、ですね。
 作業を始めてしばらくして、こんな写真にするんじゃなかったと、後悔し始めたのです。
 その理由は、先ほども書きましたが奥行きにしたがって絵を切り抜くのですが、この写真を見てもらうとお解りのように、一番手前に茂みがあり、その奥にちょっとした広場があって、樹木が右端から左へと向かって奥へ並んでいます。
 そして最も奥の樹木の手前に遺跡があります。


 話を戻しまして。つまり切り出し作業を、
1)手前の茂み
2)最も右端の樹木
3)真ん中あたりのクリスマスツリーみたいな木
4)その後ろに広がる木
5)遺跡
6)遺跡の前の原っぱ
7)最も奥の樹木
8)公園の後ろに広がる何かの建物
9)背景に広がる青空

 ぐげぇぇ。やめたくなってきた。

 しかしやると宣言したからには、覚悟を決めてやるっきゃないのです。
 まず、切り取るにはフォトショップで作業です。元画像を枚数分コピーして。ひたすらパスを打っていきます。
 打つべし、打つべし、画像の境目を狙ってマウスの左クリックをポチポチ打って輪郭線を引いて行きます。
 やることはひとつだけ。ただ黙々と打つべし、打つべし。ヘッドフォンでテンポのいい曲を聞きながら、打つべし、打つべし、打つべし、打つべし。
 そうですね。1万回(ウソ、知らん)はマウスの左クリックを叩いたでしょうか。朝から始めて昼過ぎに何とか切り離しに成功しました。


パスとレイヤーの数は9枚だじぇ、の図

深度マップのレイヤーが数枚ありますが、これはAeで3Dにするときに、どこが手前でどこが奥になるかを白黒の明暗で示すためのものですので、画像には直接関係ありません。


 さてここでお気づきの方がいたかもしれません。画像を切り取ったらその後ろ側には何も無い黒い空間が残るではないかと。
 そうですね。本当なら樹木の向こう側には青空が広がっているのですが、写真のその部分を切り取れば当然ですが真っ黒になります。でもそれを何とかするのが今回の作業の醍醐味です。

 3Dフォトの種を明かすとじぇんじぇん面白くありません。なのでひかえますが、一つだけバラしますと、最も手前の植え込みが一番動くので、その後ろがもろ穴が開いていて丸見えになります。さてどうするか……。

 元画像に無い物は無い。ならば作るしかない。てな感じです。


 ちなみに動画の右端の樹木の下の方を注目すると分かりますが、アラがいっぱい見えています。これは完璧に手抜きですね。

 では最終的にAeで3Dフォトにした物をご覧ください。


上の画像をクリックすると別ページで動画が始まります

空も元画像より青を強調させて五月晴れにしてあります。
 3Dと言っても完璧な3Dではないのですが、それでも元画像では見えない部分が見えているのがお解りでしょうか。作っていて、ここがもっとも楽しめた部分のような気がします。

 でもよく見ると、クリスマスツリーみたいな木と右端の木との間にもまだ別の木がありましたね。これも切り離すべきですが、ご愛敬として今回はお許しください。




2018年 4月29日(日)26.0℃(午後4時12分)

ようやくGPUレンダリングの世界へ……

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世間一般では現在は金の週間だとか。
 それがなにか?

 とはいっても、クライアントさんの会社も連休に入り、連鎖的にガネーシャっちの会社もお休み。朝7時の定時連絡も途絶えてひっそりと……。

 ちなみに朝7時の定時連絡というのは、明け方までかかって拵えたワタシの作業状況を確認、修正個所があれば指示をいただき、良ければそのままクライアントさんに見せる、そして昼過ぎぐらいにクライアントさんからの修正依頼などがあれば、修正用の画像などを午後から作成して深夜までにこっちへメールで送り返してくる、とまぁ、こういう流れで一日が過ぎていきます。

 つまり、仕事の流れが止まるのは深夜からワタシが起き出す午前3時までの数時間だけという、眠らないデザイン会社となっております。
 すべてを取り仕切る社長であるガネーシャはいつ寝てるんでしょね。
 たぶん昼間どこかで隠れて寝ているんだと思います。

 で。やっと休みだと思っても眠らないデザイン会社のエライさんは、世間が止まった今こそ積極的に歩いたほうが、その人より前に出られると、たくさんの宿題を残してくれておりまして、ワタシも『止まると死ぬのだ病』患者の一人です。仕事でもないことをコツコツやっております。

 休みのあいだにぜひやっておきたいのは、最近よく見る画像編集なのですが、1枚の静止画をあたかも3Dのように見せるエフェクトがあるのです。
 どうやったら実現できるのか……この休みにあーだーこーだやろうと企んでおりました。

補足1:ここではアフターエフェクトをAe、プレミアをPrと表記します。
補足2:ワタシのPCはどちらもCS6でないとブルースクリーンのエラー画面が出て落ちてしまいます。原因は不明です。


でこの数日のこと。
 いろいろ試行錯誤をしていた時なのですが、パソコンが強烈に重たいと感じることが多々あるのです。

 ワタシの作業用のPCは一昔前の後期のWin8.1ですが、CPUはi7-4770K 64bitです。RAMは16GB、GPUはGTX-760を搭載した水冷式のマシンです。
 まるでクルマみたいですが、ちゃんと水冷式のクーラーが内蔵された、まだまだ現役バリバリです。もちろんフォトショップやイラストレータで重たいと感じたことは皆無で、ただこのあいだ送られてきた26,667×15,000ピクセルという画像にはビックリ仰天でした。ちょっと横に動かすだけでも少々待たされるというお化け画像です。そんなのは別として、通常は涼しい顔して仕事をこなしてくれるのですが……。

 Aeでレイトレースの3Dを2画面で動かすとパタリと止まってしまいます。その間、作業中だよ、というバーが出たり引っ込んだり、数秒して、数フレーム進んでまたもや。パタリ。

 これでは仕事になりません。
 実はガネーシャっちからの依頼で、見開きになっていた本がパタンと閉じて、グリンと回って背表紙を見せる。というアニメーションを依頼されていたのですが、数フレーム進むのに数秒も掛かっていてはパタンと閉じるまでに何分かかるねんです。

 レイトレーシング3Dを使わなくてもクラッシク3Dで行なうと、解像度を4分の一に落とせば実用的な速さになるので、それで今回はこなしました。でも本の厚みを作るのにたいへんな手間がかかったのは当然です。

 これ以来、ずっと釈然としない気分に陥っていたのです。なんでGTX760というGPUが搭載されてるのに高速レンダリングができひんねんとね。
 ちなみにGPUとはグラフックを高速に扱ってくれる専用のハードで、通称グラフィックボードとかグラフィックカードとか呼ばれるものです。
 もちろんそれが無くてもCPUレンダリングと言う方法で作業はできますが、ある段階を越えると猛烈に重くなります。

 そんないいものがあるのに、Aeの環境設定へ行くと、
「あんたのマシンについてる下品なグラフィックボードは、ウチの趣味とちゃうねん。近づかんといて」
 と、けんもほろろ状態で追い返されるのです。

 なんか納得できませんね。
「GTX760ってそんなに非常識な奴なんか?」
 と思ってネットで調べたところ。けっこうイケてるGPUだということが判明。
「そんなナイスな野郎なのに、なぜにAeに気に入られないのだろ?」

GPUが男で、Aeがナニワオンナになるのはワタシの勝手な想像です)

さらに探っていると、AeやPrのGPUの認識は一つのテキストファイルのみだという情報を見つけました。

 ぬあんだぁ?

「こら! Ae。気位の高そうな振る舞いしやがって、テキストファイル一丁でコロコロ心変わりをする尻軽女だったんじゃねえか!」
「知らんやん。ウチのせいちゃうやん。アドビの開発チームが忙しゅぅて一個ずつGPUを試してられへんちゅうことでそうなったんや」

「むむ。そういう事情があったのか……」

 でも考えようによっては誰でもグレードアップできるじゃないか、
 と想起したワタシは、
「で。どうすればいいんだ?」
「あんな。『C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CS6\Support Files』の中にある『raytracer_supported_cards.txt』っちゅうファイルの中にアンタの持ってるGPUの名前を入れるだけや」

「それだけ?」
「そう。それだけ」
「ウソ?」
「くどいな。ホンマや。ウソやと思うんならいっぺんやってみぃや。そんかわり……」
 Aeはそこまで言ってぱたりと言葉を閉じました。

「その代り……何だよ?」
 Aeは言いにくそうに、
「自己責任やで。あとで文句ゆうても、ウチ知らんからな」
「ぐっ……」
 言い返す言葉がありません。

 自己責任……。
 つまり壊れても一切知りませんよという。ようは禁忌に触れるようなことをしなければいけないようです。

「でもテキストを替えるだけだろ?」
「せやで。それだけや」
「なんでそんなに脅すの?」
「知らんやん。だいたいな。メーカーが言うとんのや。そんな薄汚いGPUをウチの綺麗な柔肌に触れさせるようなことはさせたないちゅうてな。それを無理矢理に……つまりや。強制わいせつ行為をしようというんやろ?」

「えっ! ま、まさかそんなこと思っていましぇんよ……」

 その手の話題が世間を駆け巡っている最中ですから……そこはなにとぞ穏便に。

「なんか怖いな……」
「ほなやめときぃや」
「…………」
 とま、強制わいせつほど背徳的な事をしようと思っていませんが、自己責任という言葉はとても重苦しいわけで。

 ネットをさ迷うと結構みなさんやっているようで。今度導入予定のWin10マシンはGTX1080が搭載されており、それもアドビさんでは推奨一覧に入っていないと。
 でも今日決行したのです。決行する後押しになったのはアドビさんの推奨GPUにGTX760がついに入ったことを知ったからです。

「ならばやっちゃる」
 と本日、自己責任でやってみました。

『C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CS6\Support Files』の中にある『raytracer_supported_cards.txt』
 を開くと、『Geforce GTX 285』から始まって、Geforce GTX 690まで。その後は『Quadro CX』から『Quadro 6000』までの文字列がずらっと並んでいるだけでした。

「おいおい。こんな簡単なテキストデータで認識するのか?」
「するで。するけどなぁ。あとはどうなるかウチ知らんからな」
「ぐっ……」
 言葉を失くしますね。マジで自己責任なんです。

 ひとまず『Geforce GTX 690』の次に『Geforce GTX 760』とテキストエディッタ―で書き込んで保存します。

 すると――。
「あきまへんワ、ボン。何や知らんけど保存できしまへん」
 と言い返してきたのは、テキストエディッターのMifes。

登場するキャラがすべて大阪弁なのは、ここが関西だからで他意はございません……。


「おっと。そうか。このフォルダーはアクセス権が無いと直接変更できない場所だったな」
 そうです。心臓部のフォルダ『C:\Program Files』は誰でも手を出していい場所ではなかったのです。禁断の場所です。男は入れない女の園みたないもんです。
 仕方が無いので、いったんファイルをデスクトップに移動。そこで変更して保存したあと、女の園、じゃない。
『C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CS6\Support Files』へ移動。

 その途端。
「オラー! アクセス禁止やちゅうとるやろ! シバイたろか!」
 我が家のパソコンがこんなにガラ悪かったとは思ってもいませんでしたが、そんなの無視。実行ボタンをぷちっとな。
「ちっ、しゃあないな。言うことはゆうたからな。あとどうなろうと知らんで……」
 大きな舌打ちと共に上書き完了。

 ファイルの更新日が今日になったのを確認して、ウキウキ気分でAeを立ち上げました。

「はれ?」
 環境設定のプレビュー欄へ移動したワタシは、そこにあるGPU情報を見て首を捻ったのです。
「おーい。GPUが認識できてないよ?」
「へぇ。そうかぁ。ウチは知らんよ」
「いや、だって。テキストファイルに追加すればいいって言ったじゃん」
「せやからゆうてるやろ。ウチは知らんって。文句あんのやったら天下のアドビはんと喧嘩でもしてみぃや」

「あ。いや。けっこうです。まだ仲良くやっていきたいので、いつも重宝させてもらってますし……」
「ほな。黙っときぃや」
「あ……いや。あのですね……」
「なんやねん?」
「あ。いいです」

 おかしいですね。ネットでも書き加えるだけでオーケーだったとみなさん公表されているのですが、なぜに我が家のAeだけ無視するのでしょう。

 やっぱこいつの口調のせいでしょうか?
「なに? なんや。ウチのせいやと言いたいの? 知らんで。せやから自己責任やゆうたやろ」
 と言い切られたら何も返せくなって。
 半日悩みました。

 もしかしてこのパソコンに入れられたGPUはGTX760ではないのだろうかとか。
 デバイスドライバーにNVIDIAと書かれているけど、実はバッタもんのGeForeceだったりして、とか。

 連休は始まったばかりで時間もあるし、ここまで来たら意地です。
 さらに情報を探すと、
 プレミアにも同じようなテキストファイルの中身を書き加えるだけとの情報が。こっちは、
『C:\Program Files\Adobe\Adobe Premiere Pro CS6』内の『cuda_supported_cards.txt』だそうです。ついでに正式なGPU名を調べる方法まで掲載されていて、
『C:\Program Files\Adobe\Adobe Premiere Pro CS6』内にある『GPUSniffer.exe』というアプリを起動させると正式なGPU名を調べて表示してくれるそうです。

 ならば、とにかく実行です。
 ですが……。
『GPUSniffer.exe』はコマンドプロンプト用のアプリで、そのままダブルクリックで起動させても、瞬間出てすぐ消えます。
 面倒臭いですが、コマンドプロンプトで起動です。

 コマンドプロンプトは大昔のDOS画面だと思えばオーケーです。
 マウスは効かない、コピペも "ctrl"+"c" とか "ctrl"+"v" だとかは一切無反応です。よくこんな状況で昔は作業をしてたよなと痛烈に感じました。
 たしか……コピペもファンクションキーか何かを使う方法があったのですが、すっかり忘れています。

 記憶にあるコマンドはチェンジディレクトリ "cd" 関係のみです。
 とにかく、cdとキーを入れた後に続けて、"../" と入れて一つ上の階層へ移動。繰り返してルートの"C"へ戻り、そこから"cd Program Files"と入れてエンター。ゆったり、のったりと移動してようやくGPUSniffer.exeを起動。

 ずらっと並んだ文字列の中の"NAME"という欄が正式なGPUの名前が記載されている部分です。
 で。そこには『GeForce GTX 760 (192-bit)』となっていました。
「よかった。GTX 760だ」
 安堵するも、少々気になるのは余計な文字です。
 これはもしかして。

 どうやら、はは~ん。です。
 GeForce GTX 760だけではだめなんでしょう。つまり。GPUリストにはまったく同じ物を入れないといけないのではと悟り、もう一度テキストファイルに正式に『GeForce GTX 760 (192-bit)』とスペースの位置も正しく入れたところ……。

「やぁ。おめでとう。今日からキミもGPUレンダリングの仲間だよ。よろしくー」
「え? あ、あんたダレ? さっきまでの口の悪いナニワオンナは?」
「なに言ってんだよ。私だよ。新生After Effects GPUレンダリング。略して、Gレンダーと呼んでおくれよ」
「Gレンダー?」
「そうさ、Gレンダーさ。ハイクラスになったんだよ」
「戦隊ものっすか?」

「あーはっはっは。さすがだ、冗談もハイクラスだね」
「そうでもないっすよ」

「ま、よければ。高速レンダリングを試してくれたまえ。このあいだまで苦労していたレイトレース3Dで、2画面ビューで動かしてごらんよー」

「ぬぁぁぁぁぁぁ!」
 何という高速。ストレスフリー!
 10フレーム動くのに十秒近く掛かっていたのが、2Dレンダリングと同じリアルタイムな速度で動く。

「やー。おめでとう。これがGレンダーの実力さ」

 ということは、ニトロターボエンジン車に乗っていたのに、ずっと点火スイッチの存在を知らなかったようなものだ。なんと宝の持ち腐れ的なことをしていたのか。

「そうかい? あっはっはっは。それは気の毒だったね」
「ちゅうより。おい! この3か月をどうしてくれるんだ」
 イライラしながらずっとガネーシャっちの仕事をナニワ馬鹿オンナのCPUレンダリングでこなしてきたのだぞ。

 時間を返せ……。
「知らないよー。アドビにでも連絡してくれたまえ」


 とま、このような経緯があってGPUレンダリングの御仲間になれたという……あ。ども長々とすみませんでした。
 そうですよね。こんなところで物語風の文章を書く時間あったら仕事するべきですよね。
 ではでは。

登場人物はすべてフィクションですが実行結果はマジです。GPUレンダリングにならないとお悩みの方は自己責任でお試しください。




2018年 4月17日(火)18.0℃(午前9時 5分)

Sound Effects を思う……

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ガネーシャと一緒に作った効果音2500発、題して『音ネタバイキング』。このサイトの左リストに並んでいて『なんだこれ?』と思われた方もいるかも知れませんが、それがそうです。正確には効果音2556個を2枚のCDに収録した物です。
 この音源データがこのたびオーディオストックさんで扱っていただくことになりました。

 はい拍手ぅ。パチパチパチ……。
 あれ? 一抹の孤独感が……。

 このサイトさんは日本最大級のBGM・効果音など音楽素材を集められている、放送局御用達の音源販売サイトさんです。

「音源?」
 そう。音です。

「誰が使うの?」
 クリエーターのみなさんです。

 実はワタシもそのはしくれでして、遠い昔からやっております。音源からアニメーション。最近では映像編集から、言葉を並べる楽しさも覚えて、あっちゃこっちゃで、臭そうな『ハンネ』で出没しております。そうです。ワタシです。

 その中でも映像関係では無くてはならないのがBGMと効果音、SEです。BGMに関しては説明の必要がないでしょう。でもいざ映像を作ってみるとSEも案外重要なパーツだということに気付かれると思います。

「でもしょせん音でしょ?」
 そう思われるかもしれません。でもワタシたちの頭の中には現実とは異なる音がたくさんインプットとされています。それを引き出すのがクリエーターのみなさんです。

 たとえば……あるクリエーターさんがつぶやきます。
「あ~。ここにバネの弾けるような音が欲しいなぁ」
 ても手元にバネは無く、あったとしても『ビョォォ~ン』とアニメっちくな音が出て弾けるわけではありません。

 ほんとかどうか、もしお手元にバネがある方は実際に弾かせてみてください。『ビョォォ~ン』という音は出ません。でも多くの人は、バネが弾けたら『ビョォォ~ン』と音がしたほうが安心するはずです。

 これがSE、効果音のなせる業。焚火の映像に薪が爆(は)ぜる『パチパチ』という音を入れるだけでぐいーんとリアルになるのは、炎が出す純粋な音では無く焚火のイメージが引き出されるからです。

 こんな音が2550個もストックがあるとクリエーターの人たちは安心して作業に励めると……希望する次第です。
 はい。
 興味がある方はこちらへどうぞ→ https://audiostock.jp/account/19271


 ところでガネーシャから言われる前に、先に釘を刺しておきましよう。追加の音源を作ってくれと言われてももう手一杯です。





2018年 4月 7日(土)18.5℃(午前9時9分)

After Effects 乗り換え騒動、その4……

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さて。第4弾です。
久しぶりに貰った三日間の休暇も、今日のお昼までで、また騒がしい日々がやってきます。修正メールに連続する素材のダウンロード。その嵐に巻き込まれる前に、今回は『パペットピンツール』です。

 パペットって操り人形とか指人形のことを言います。昔テレビで牛とカエルだけの指人形で一世を風靡した芸人さんもいました。今も子供向け番組で大活躍中だそうです。
 そのマペット……じゃない。パペットです。

 Aeに搭載されている『パペットピンツール』もそれをイメージさせるものですが、別に指にお人形さんをはめるわけであありません。
 とりあず次のムービーを見てください。



前回の『突風サクラ』の時に歌を唄っていた小豚の女の子ですが、この動きが『パペットピンツール』です。
 あ。そうそう。今回もキャラ提供は Caramel bon さんです。いつもありがとうございます。

 Flashでもボーンツールというのがあって、手足に関節の元となるジョイントと呼ばれるものを設定してその位置を時間的に動かしていました。
 Aeでも同じように『パペットピンツール』で関節みたいなモノを指定します。ただFlashと大きく異なるのは手足関節すべてをバラバラにしたムービークリップで構成するのではなく、1枚の画像の変形で動いているように見せています。
 やろうと思えば手足、顔、胴体を個々のレイヤに画像を分けて、それぞれにパペットピンを打てば、ほぼ同じことができますが、今回はマイクを持つ手だけを別レイヤーにして個別に動かしています。


『パペットピンツール』はツールパネルの右端にあります



 下が小豚ちゃんの画像に『パペットピン』を打ちこんだ場所です。



鼻の頭。マイクの上、左手、おなかの下、などにある黄色い点がそれです。打たれた部分を動かすとその周辺だけが変形し、他は動きません。
今回は鼻の頭のパペットピンを下記のように動かせています。





タイムラインとレイヤーパネルは下のような感じで、タイムラインパネルの上で点々と見えるのがキーフレーム。変化点ですね。




 Flashと違ってあくまでも変形ですので、無理な動きをすれば気持ちの悪い結果になります。
 次の映像は唄い終わった後、無理やり頭を下げさせてみました。見ていただくとお解りのように気持ち悪い動きをします。
 やはりパペットツールは変形の延長だということがはっきりします。やり過ぎには注意しましよう。



 Aeを使うととても滑らかな動きになるのがたまりません。パペットピンも上手に使えば意外と便利なツールです。






2018年 4月 4日(水)23℃(午前9時9分)

最近思うこと……

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最近だんだん強く思うようになってきました。
 世のホームページ、ブログ等が広告にまみれてきたことを……。
 広告の良し悪し云々を書く気は無いのですが、あまりにひどい。節度を越えていませんか、と。

 たとえば何かが気になって検索でもしようものなら、次からそれに関する広告がいたるサイトで乱舞。

 おいおい、なんじゃこりゃ……。

 そうです。ワタクシいちおう稚拙な文章ではありますが、SFなんぞも書いておりまして、そのためには資料探しにネット検索をするわけでして……例えば、季節設定を夏にしたならば、その季節の女性の衣服はどんなものなのだろう?

 と疑問を持っても我が家にいる女性はすでにオッサン化しておりまして……(あー。ゴメンなさい)カミさんのヘッドロックはマジ痛いのです。

 ま。カミさんのオッサン化はどうでもいいのですが……。

 小説の中に出てくる女性は若く美しくありたいので(わあー。スミマセン)、ファッションも詳しく描写しなければと、流行りの衣服をインナーからアウターまで念入りに検索して。ついでにモデルさんが着込んだ写真を眺めて……
 あのー。あくまでも参考資料とするための研究材料として眺めているだけであって、やましい気持ちはこれっぽちもありません。資料です。資料。

 で、なるほど夏物はこういう感じかとつぶやき。おもむろにテキストエディッタで文章に書き綴ります。例えばこんな感じ。

『白色のサマーセーターは、風通しをよくするためにざっくりと編まれており、淡い色の下着が薄っすらと透き通って見えるのもなんだかたまらなくそそるし、レース編みで裾を縁取ったタイトなミニスカートから伸びる両脚は、ストッキングも穿かない完璧な素足であるにもかかわらず猛烈に眩しかった』

 てな感じで、また次の検索をしようとネットを立ち上げると、サイトの上は女性物の下着とかミニスカートの広告で埋め尽くされているのです。

 おーい。これだとワタシはヘンタイですと認定されたみたいなんすけど……。
 となって広告の『×』ボタンを押して『興味無し』という設定に変更しまくるのです。何とかしてください。グーグルさん。

 まだあります。

 確定申告をパソコンから行おうとして、税務相談所から貰って来たパンフレットに書かれていたアドレスへ飛んだ時のことです。

 税務相談所にあったパンフレットなので、国税庁のホームページ(HP)だと思っていたのですが、どうも違うようで、それらしいことが書かれていて確かに税務関係のHPでしたが、その内容が薄いのです。

 読んで行くと、途中にいくつものリンクボタンが貼ってあり、大きなアイコンで『今すぐ確定申告を始める』と書かれていれば、「ああ。こっちかぁ」となってすぐに押しますよね。で、押した先で表示されるのはエロサイト。てなことはありませんが、結局どこかのビジネス関係の会社へ誘導されるだけ。

 なんだよー。ワタシは確定申告をPCでやりたいだけなのだー。

 仕方がないので元の記事に戻って先を読み始めた途端。そうです、数行ほどの文字が書かれていて、またすぐに『確定申告作成』『インターネットで確定申告』とかのボタンが並んでいるので「こっちかぁ」と思いつつ押すと、やっぱり同じ会社に誘導されます。

 リンク文字がなんだかワザと誘っているのように感じるのは、ワタシのその時の心境が影響しているからでしょうか。そう一刻も早く国税庁のHPへ行って確定申告を始めたいだけなのです。前口上など不必要なんです。

 で先を読み進むにつれ内容は同じことの繰り返しをしており、わけの解らない勧誘めいた文章がずらずらと並んでいるだけで肝心の国税庁の申告ページにたどり着けずでした。

 なんだこりゃ?
 税務相談所もこことイッチョ噛みしていることが解っただけでなにも進展せず。

 しかたがないので検索サイトへ移動して、はっきりと『国税庁』とだけ入れてみると、
『国税庁ホームページ』
『国税庁 確定申告書作成コーナー』
 とか並んでいるので、やれやれと思ってリンク先へ移動すると、ぬあーんと、またさっきのサイト。

 どないなっとんやー!

 となってもう一度、サイト検索へ戻ってよく見ると、リンクの下に『広告』と緑地で白の文字で書かれていました。
 しかしその数の多いこと。しかも先頭からずらっと並んでいるこの紛らわしさ。結局、国税庁HPは『広告』と書かれていないリンクの先でした。しかも国税庁と同じリンクテキストを並べるあたり、妙な作為を感じますねー。

 確定申告時期は忙しくて皆さんイラついているのに、これでは怒り心頭でしょう。
 いまネットのほとんどのサイトではこんな感じです。おもしろいブログを書かれている方も多くおられるのに関連する企業へ誘導するリンクボタンがずらずらと並んで、いくばくかの広告掲載料をいただいているのでしょうが、肝心要の中身が飛び飛びになって最後まで読む気が無くなるというのはどうかと思います。

 このサイトにも時々広告載せませんかとメールをいただくのですが、オモチャにされるのが嫌で常にお断りしてきました。
 まぁ、その結果がこれで、殺風景で仕方ありませんが……。

 ぬははは。

閑古鳥が鳴いている……σ(^_^;)アセアセ...


ちなみに数々のアプリやデザイン系列の会社さんの紹介をここで行っていますが、広告料は一切いただいておりません。




2018年 4月 1日(日)20.5℃(午後4時49分)

After Effects 乗り換え騒動、その3……

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気付けばすでに季節は春真っただ中。
 ガネーシャからやっと休暇をもらったのですが、やっぱりじっとできずに朝からこのサイトで遊んでいます。
 あー。ガネーシャって誰だ? と思われる方は左の欄にあるサイト内検索で『ガネーシャ』と打ちこんで検索してみてください。たくさん出てきますので、ワタシとの関係がお解りになると思います。


 さてAe(After Effects)乗り換え騒動その3はパーティクルです。
 バラエティ番組とかでも多用されているお星さまキラキラ効果です。
 写真でお見せするとこんな感じ。



Flashではやりたくても出来なかったパーティクルです。
 上記の写真ほどのキラキラならムービクリップを並べて手作りで動かすか、アクションスクリプトを駆使して可能ですが、滑らかに美しく、かつ大量の光のキラキラを放出するのはだいぶ無理があります。

 ところがAeを使うと簡単にできます。
 と、教本には書かれていますが、素人がいざやろうとするとなかなか高い壁がありました。

 とにかくやってみましよう。

 まずは新規コンポジション、Flashで言うところの『シーン』です。
 で。それを作るのですが、今や普通になってしまったワイド画面に合わせるために幅1920、高さ1080の……といきたいですが、これではとてつもなく大きなファイルになります。ここは貧乏サイトですので、ファイルサイズもケチって、幅424、高さ240の16:9にします。

 新規コンポジションを拵えたら、そこへ平面レイヤーを作って、『エフェクト&プリセット』から、シミュレーション→CC Particle Worldを載せます。

 すると載せた瞬間にパーティクルがセットされます。
 下記の画像をクリックすると、しょぼい動画が始まりますのでご覧ください。


【なんじゃこりゃ?】の巻き

どうです?
 じゃねえよ。花火じゃんか。昔やったことのあるドラゴン花火じゃん。

 ちゅうか。ぜんぜん光のパーティクルじゃねえ……っす。

 ああ。ひたすらショックです。
 いったい何が悪いの?

 で考えます。
 ワタシは星が作りたいのである。

 設定欄を見ると、particle → particle Type てのがあります。そこにありました『Star』が。
 セットした途端、ドラゴン花火みたいなのがお星ちゃんに。

 気を良くしてさて動かします。動かすのは、Producer→PositionXとYで画面左下に移動させてキーフレームをぽちっと。
 ここ注意です。タイムラインの再生ヘッドがフレーム1、スタート位置になっていますか?
 ワタシはしょっちゅう違う位置にあるのに気づかず、変な場所にキーフレームを打って失敗しています。
 で、次は終了位置。素早く動いたほうがカッコいいので15フレーム先、0.5秒の位置まで再生ヘッドを移動させて、X,Y位置も右上に移動です。

 セットしたらタイムラインパネルはこんな感じになります。






 レイヤーパネルのエフェクトセッティングはこんな感じ








 さぁ。準備は完了。動かしましょう。下記の写真をクリックするとしょぼいですが動き出します。


【おーい。打ち上げ花火が引っ掛かったぞー】の巻き

おおぉ。それっぽくなってきた。
 ……はれ? 光の星がダダ漏れだじぇ?
 なんかー。打ち上げ花火が木に引っかかって燃えてるー、みたいな絵ですけど……。

 パーティクルって、どうやって止めんの?

 映像時間が来れば停止しますが……って、それでは止めるの意味が違います。
 すっきりと噴出が止まってほしいのです。

 で、悩むこと二日。そう。こんなことに二日も悩みました。

 気付いたのは、Aeはほとんどのプロパティを時間の経過と共に変化させることができる、です。
 噴出する星の量を決めるのは、Birth Rateです。現時点では『2.0』で固定しています。これを止めたい時間がきたら『0』のキーフレームを打てばいいのでは?

 で、やったのが次です。



【完璧打ち上げ花火】の巻き

パーティクルと言うよりも打ち上げ花火になってしまいましたが、ちゃんと噴出が止まりました。

 気を良くして他のプロパティをいじくり倒して、最終的にこうなりました。



【ひとまず完成】の巻き

Physicsという項目の中に『Gravity』というのがあります。これはパーティクル設定の中でも重要な部類に入ることに気付きました。

 ちなみに『Gravity』とは重力のことです。つまりパーティクル一つ一つにかかる重力の強さを加減するのです。最終的に『0.5』から『0.2』にして軽い重力設定にしてやんわり広がるようにしました。

 何が重要かというと……。
 Gravityは負の数値にもできるのです。負にするとどうなるか。

 そうです。パーティクルが地面に落ちずに空中へ舞い上がっていきます。
 舞い上がる?

 舞い上がるモノって何があるでしょうか。
 ホコリ?
 木の葉?
 花びら?
 水中の泡?

 ホコリが舞い上がるのは自分の仕事場だけで十分なので、まずは泡に挑戦。
 キャラクターは久しぶりのCaramel-bonさんの可愛い絵です。



【何見てんだよ!】の巻き

まだ詰めが甘いですが、結構リアルな水中の泡となりました。



 次は『お花見でカラオケをしていたら風に舞い上がる花びらに襲われた……の巻き』です



【突風サクラ】

風で花びらが舞い散るというよりも、バックスバニーでも駆け抜けたような勢いですが。そこは大目に見てください。

ちなみに上の動画には他にもエフェクトを追加しています。
 ブラー&シャープ → ブラー(滑らか)。

 ブラーを『0.4』ほど掛けて花びらのジャギーを抑えてあります。


 出来てしまえば簡単なのですが、いかんせん設定が多すぎます。
 で、まとめてみました。

 CC Particle Worldのエフェクトセッティングの欄をご覧ください。



大きく分けて
・Birth Rate
・Longevity(sec)
・Producer
・Physics
・Particle
・Extra
 があります。

 Birth Rateは放出する星の数です。時間経過と共にキーフレームを打って変化させると面白くなります。桜がチラチラ舞い降りてくる初期段階では『0.1』ほどですが、一斉に飛び散る時は一気に『200』まで上げています。

 Longevity(sec)はパーティクルの誕生から消滅までの時間です。大きいほど長寿命になります
 泡とか星の場合はある程度で消えないと不自然ですが、逆に花びらは消えないほうがいいということで、25秒に設定して消えるのを防いでいます。

 Producerは、パーティクル放出ポイントの位置や奥行き感などの調整をします。もちろん時間と共に変化できるのでお忘れなく。
 桜散るムービーでは『RadiusZ』を『1』まで上げて奥行き感を出して、桜の花びらが迫ってくるような雰囲気を出しています。

 Physicsは、物理設定。重力を減らして泡のように浮き上がらせたり、花びらのように風に舞い散る感じを出したり、逆に数値を上げて重々しく落としたり、時間的に変化させて爆発する砂山みたいに、ドンっと飛び上がったかと思うとどさっと落ちる感じを作ったりできます。
 またPhysicsのVelocityは、少なくすると外に向かって広がっていく感じになります。桜の花びらをチラチラさせているときは『1.55』にして、ドバっと出すほうは『0.2」まで下げています。

 Particleは、そのままパーティクル設定です。『Particle Type』には、星やリングなど規定値として形が揃っていますし、桜の花びらのように
自分で作ったものをパーティクルとすることも出来ます。

 そのやり方ですが、まず桜の花びらをイラストレイヤーなどで1枚だけ作って、Aeのレイヤーパネルに配置します。
 そのレイヤーは参照レイヤーとなりますので、そのままガイドレイヤーにしてしまうか『目』のアイコンを押して消しておいて構いません。
『Particle Type』を『Texured Quad Polygon』にして、『Texture Layer』で、桜の花びらレイヤーを選択すれば、花びらがパーティクルとして適応されます。

 こんな細かいことを滑らかに動かしてくれるなんて、Flashでは到底無理でした。Aeを触ろうとしている方はぜひ遊んでみてください。

次はパペット機能です。





2018年 2月26日(月)12℃(午前8時17分)

After Effects 乗り換え騒動、その2……

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あーさて。ここからはAfter Effects 略してAeと書きます。

 Flashとよく似ていると前回書きましたが、もっと複雑なことができますし、痒いところにまで手が届くような仕組みになっていますので似ていると書いたのはほんの一部だけと思ってください。

 強いて言うと、キーフレームを打って画像の位置や角度などを時間的に動かすあたりは同じですが、その画像に掛けるエフェクト(効果)の設定値まで時間的に変化させることができるのは、やはり決定的に違います。

 例えばマスクの境界線をシャープな状態からゆっくりとぼかしていくなんて、Flashではできなかったことがいとも簡単にできてしまいます。マスクと言うのは、ある画像の見せたい部分だけを切り抜く操作ですが、Flashではその境目がスパッと切り取ったようになっていて、これはこれでいいのですが、境目をぼかしたいなーと思っても出来ませんでした。Aeではそれが可能で時間的変化までしてくれます。

 AeでもFlashと同じで、レイヤーとタイムラインが一本化されています。ですが大きく違うところがあって初めのうち大変戸惑いました。



Flashでのタイムラインとレイヤーパネル

これがFlashのタイムラインとレイヤーパネルで――。



Aeでのタイムラインとレイヤーパネル

この写真がAeでのレイヤーパネルとタイムラインパネルです。Flashと同じように左側にレイヤー、右側がタイムラインです。
 右端にある赤い一本の細いラインが再生ヘッドの位置を表しています。つまりこの写真ではちょっとしか映っていませんが、その時間位置での現在の映像が上の方に映っています。
 タイムライン上、黒褐色の部分に並んだ粒々がキーフレームです。その時々の変化点を表しています。

 Flashではタイムライン上をクリックするとその位置に再生ヘッドが移動しますが、Aeは動きません。これがとんでもなく苦痛でした。理由はAeではキーフレームのコピペをキーフレームを直接クリックして、あるいは範囲をドラッグしてまとめてコピーして再生ヘッドの位置へペーストという楽ちんな操作を可能にしているためですね。ただし常に再生ヘッドの位置を意識していないと、とんでもない場所にキーフレームが打たれてぐちゃぐちゃになって、あちゃー、てなことになります。

 次に戸惑ったのが、レイヤーとタイムラインの考え方です。

 一つのレイヤーに一つタイムラインというところまではFlashと同じなのですが、Flashではシンボル(絵)の発生と消滅を同一タイムラインで可能にしています。空のキーフレームと言うのがそれで、それを置くとシンボルが消えます。点滅させたいときはシンボルを置いたキーフレームと空のキーフレームを交互に置けば簡単にできますが、Aeでは少々様子が変わります。

 タイムラインのレイヤーバーが切れるとは知らなかったため、不透明度を100%から0%にするキーフレームを交互に置いて対処していました。でもこれだと点滅の時間を後から調整するのに、チマチマすべてのキーフレームの位置を加減しなければいけません。こんなのやっとれんなーとぼやいていました。

 しかしあまりに不便で、何かないかと頭を捻っていたら、タイムラインのレイヤーバーを切ればよいとなりました。そしてもう一度、登場させるには、新たなレイヤーをコピーして、登場させたい位置から表示すればいいのです。ただし点滅させる回数分、レイヤーが増えてしまいますが、これはこれで仕方がないのでしょうか?
 現時点ではこれしかなさそうです。

 写真のようにタイムライン上に並んだオレンジや緑のレイヤーバーが切れたり、伸びたりしているのはそんな理由からです。

 ただレイヤーバーを切ったり伸ばしたり、これをマウスで行うのは大変で、何かないかなと調べたところ、次のショートカットキーを見つけて、涙が出るほど感激しました。

タイムライン上のレイヤーバーを再生ヘッドより左側を切り取るショートカットキーは。
alt+[

で、右側を切る時は、
alt+]
です。

レイヤーのコピーは、
ctrl+D

で、再生ヘッド位置から切り取ってそれを上のレイヤーにコピーするという便利なショートカットキーは、
ctrl+Shift+D
です。

 これだけでも涙がちょちょ切れました。



 まだまだAe精進は続きますが、今日はここまでで……。





2018年 2月21日(水)10℃(午前5時17分)

ネクストジェネレーションがやって来た……

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 体調不良と納期に追われる日々を過ごしていたら、もう二月も後半でした。
 ひとまず生きています。
 でも非常に焦っていました。それは製作するモノの要求を満たすには、新たなアプリケーションを使う事態になったため、その操作に慣れる期間と納期が重なったためです。

 新しいアプリとはAfter Effects という映像編集ソフトです。Web上でアニメーションを作るFlashのプロ仕様版と言えば少々乱暴かもしれませんが言い得ているかもしれません。
 ちなみにAdobeでは2016年にFlashをAnimate CCと名称を変えています。

 もともとワタシはFlash遣いでした。初めてFlash6を触ってからのめり込みFlash CS6までお付き合いをしていろいろな駄作を拵えて来たのですが、ついに卒業する時が来たわけです。

 After Effectsに乗り換えて最初に思った事。
 Flashは製作物をWeb上で直接動かして見せるモノで、システムエンジニア的な目線で見れば『アセンブラ』だな、です。ところがAfter Effectsは一度動画に変換してから見せる、『C言語』的にいうコンパイラが必要なんだ、でした。

 細かく言えばFlashも最終的に最適化されてエンコードされたモノがWeb上でFlashPlayerを通してユーザーの目に入るわけですが、やはりレンダリングされて純粋な動画になったAfter Effectsのほうが滑らかに動きます。テレビのコマーシャルでもこれを使って作られた映像を数多く見ます。

 しかしFlashにも利点はもちろんあります。直接動かしていますので、双方向操作が可能なこと。つまり出来上がった映像の登場物を、見ている人が操作可能なようにスクリプト言語で、バリバリにプログラム出来ますので、ゲーム的なモノを作るなら断然こっちです。

 ところが……。
 そのFlashが2020年をもってサポート終了と決定されたことです。
 Flashを利用したゲームは今後どうなっていくのでしょうね。

 ちなみに、西宮文学全集はまだまだ健在です。
 今月も更新されています。よろしければご訪問ください。


 結局、文学全集の告知ネタでした。  (。・ ω<)ゞ てへぺろ…





2018年 1月 6日(土)11℃(午後 2時57分)

正月も過ぎて……

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正月が過ぎたというのに、またまた三連休。ダラけますが、お正月はいかがでしたでしょうか?
 ワタシは大みそかであろうと午後9時にはオネムです。子供か!

 仕方ありません。習慣付いた体は容赦してくれません。時間になると睡魔が襲います。
 まー。見なくても無理やり集金に来る放送局の番組は見ませんし。笑ったらお尻を叩かれる番組も、どうだかなぁ~。てな感じで、気が付けば年も明けた午前4時でした。

 昔からこんな白けたことをしていたのかと言うとそうでもなく。十数年前までは西宮文学全集でも書かせていただきましたが、夜中の初もうで巡りでした。住んでいた場所が場所だけに、マジで山道を登らないといけませんので、夜中であろうとハイキング気分です。実際季節が良ければ遠くから電車に乗ってみなさんハイキングにやって来られますので、ハイキングコースになっているのは間違いありません。

 そこからさらに十数年過去にさかのぼると。クルマで鳥取県近くの山へ入り、雪中年越しをして新年を迎えていましたね。雪も膝高を越えると歩くのがとんでもなく苦になりますし、夜中に降雪があるとテントの天井が鼻先に付きそうになり、慌てて雪かきをしたりしてました。

 とまあ。そんな正月が楽しくてバカなことをやっていたのですが……。

 何でこんなことを書いたのかと言うと、正月気分が薄れていくのは自分だけではなく、世の中からもどんどん消えつつあるなと思ったからです。近所に大きな川原があるのに凧はあがっておらず。さらに家の近所では元旦からほぼすべてのスーパーが開いていますし、注連飾りをする家もほとんどありません。家の外にクリスマスの飾りをするのに、お正月の飾りはしない。そんな感じです。駅前の居酒屋さんも元旦から通常営業でした。
 ニュースではファミレスやコンビニが元旦を休みにしたところが多いと聞いたのですが、我が町は逆でした。



何してました?  ┐(^-^;)┌さぁ・・?






2018年 1月 1日(月)10℃(午前 6時40分)

新年早々……

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明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願い申し上げます

 年末に奮起した予定はほぼ完了。PCの大掃除だけは出来ずですが、今日も元気に起動しております。

 たったあれだけの予定をクリアできんのかい、と思われるかもしれませんが、なにしろ、隔日に挟まっております『晩酌をすること』という予定をクリアするために躍起になっておりまして、ついしわ寄せがいったワケでして。

 ちなみに、その予定は大晦日もクリアしております。

 1月1日掲載開始のほうもクリアしております。よろしければ笑ってやってください。


今年もこんな感じですが、
よろしくお付き合いのほどお願い申し上げます……(⌒-⌒)