【15】マテリアルと投影法 完結

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 ようやく PE2の完成も間近。登場人物はあと 2つ。妹の PE3に、ロボット犬の PE4です。この三人が未来都市でなんかやらかします。未来都市はどこかで見たことのあるクラッシック未来を舞台にしました。
 はい、予告編はおしまい。あとはお楽しみに。


 PE2の製作に戻ります。


まずは腕にある縞模様を作ります。もちろん 胸の緑の四角いタイル と違って、ここはテクスチャでサクサクといきます。


 では腕です。
 まず新規マテリアルを作ります。


①の『作成』、②の『新規デフォルトマテリアル』の順です。



まずは③、マテリアルマネージャにできた新規マテリアルを腕へドラッグアンドドロップして先に反映させておきます。これでリアルタイムに結果を見ることができます。

 次に④のカラーチャンネルにチェックを入れてから、⑤のテクスチャの下向き三角マークをクリックして、⑥サーフェイス、⑦タイルと選びます。




タイルのデフォルトがエディタビューに映る PE2の腕、⑧に反映されますので、⑨『タイル』のボタンを押して先に進みます。
 このままでは鎧みたいですので……、



⑩を押してタイルの種類を替えます。たくさんの中から『線 1』を選び、エディタビューに映る PE2の腕を見ながら、⑪で色を変えていきます。対応する先が決まっている色と、対応する先の無い色もありますので注意します。

 続いて、⑫と⑬の数値を増減して、イラストに最も近づけます。





これでほぼイラストどおりですが、まだデコボコが無くてつるんとしていますので、バンプチャンネルを追加します。





⑭のバンプにチェックを入れて。カラーチャンネルとまったく同じテクスチャ、『タイル』、『線 1』にして、⑯と⑰の値も同じ数値から始めました。ただし色は違います。⑮の色を白と黒に分けます。
 白い部分が出っ張った部分、黒がへこんだ部分にあたります。それに合わせて光と影を自動的に描写して、凹凸感を出してくれます。
 後はひたすら⑯と⑰の数値を少しずつ変えて、もっともそれらしく見えるようにすれば完成です。何度も書きますが、3D的にへこみを作るのではなくて、見た感じそれっぽい、程度ですので悪しからず。




右腕にも同じテクスチャを張り付けて完了です。

 ちなみに、PE2のオレンジの帯の両サイドには、三つ並んだ緑のタイルアレイがあります。これはタイル屋さんみたいに、薄い立方体を球体の表面に貼り付けました。
 最初は何も考えず 1枚ずつ表面に貼っていましたが、なにしろ球面に貼り付けるのは意外と調整が難しく、X、Y、Zの座標で場所を合わせた後、H、P、Bで回転位置も合わせる作業を強いられます。しかもそれが 6枚。何度やり直してもガタガタに貼り付くため、途中で挫折。新たな方法を考えました。

 ボディが球体ですので、中心から表面までの距離は、どのタイルも同じになることに気づき、すべてのタイルにヌル親を作って、その親すべてをボディとなっている球体のセンターに正しく置きます。後は中心から表面までの距離を正しく合わせれば、残りはタイル自身の角度だけの問題ですので、比較的楽にキレイに並びました。









 続いて、ペットのロボット犬、PE4を作ります。
 チームの親分からもらったイラストはこれ。


やり方は PE2と同じ。球体を基本に、耳はスプラインで三角を作ってから面取りして角を丸め、それから押し出し機能で厚みを作りました。






 PE4はお腹に三本線の白い丸模様がありますので、2対 1の比率で画像を作り、カラーチャンネルのテクスチャとして貼り付けてから、テクスチャモードでお腹の位置まで回転移動させました。このモードを知らなかったら、ずいぶん悩んでいたでしょうね。それを思うと先に苦労して正解でした。


口の中はカラーチャンネルを黒にしたテクスチャを貼っています。口の外側は白いテクスチャ。ここも最近見つけた 任意の面にテクスチャを貼るやり方 で塗り分けています。



 さてできた PE2と PE4を並べてみましょう。この瞬間が至高の楽しみです。



ほぼイラストとおりにでき上がりました。ロボット犬の耳がプラスチック製というあたりにクレームが来そうですが、あれは ゼシルコート を結晶化した高耐熱性のアンテナだと説明しておきます。



 さーて。ちらちら映っていますが、今度は未来の建物作りです。まだまだ数が足りませんので、苦労も絶えないと思いますが、やる価値はあると思います。
 次回はそのために学んだオブジェクトの組み立て方法や、数々の特殊ツールが登場します。3D遣いの皆さんは昔からこんなものを使ってきたのですか、と改めて驚かされました。



【15】マテリアルと投影法 完結  やっと終わりました

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