【16】様々な物体を作る

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操作方法を探りつつ、かつ別件の仕事もしつつようやく舞台と登場人物がそろいました。

 舞台は世の安全と秩序を維持する Air Policeの隊員である PE2とその妹 PE3、そしてペットの PE4が住む、ロボットだけの街です。
 子供の頃テレビで見た未来都市。今や クラッシック未来 となった景色を再現してみました。


Air Policeの隊員である PE2はクソ真面目な性格なのに、PE3は破天荒でおきゃんな女の子。エアロカーの運転も少々荒く、アニキの PE2はいつもヒヤヒヤさせられています。
 ペットのロボット犬 PE4は、この中でセンサー能力が秀でており遠くの事件を通報前に察知する高性能ですが、興味がすぐに別のところへ移ってしまうのが欠点。


 街の東西南北も決めてあります。最初の写真は北側から撮ったもので、こちらが南側から写したものです。


小さな町です。でもひときわ目立つのはショッピングモールと学校。そしてネオ・ザ・パレスと呼ばれるマンションです。


 使用したオブジェクトは、3D歴半年のペーペーですので、ごく一般的なものしか使えません。『球体』『円柱』『円錐』『立方体』そして『スプライン』を利用した押し出し処理のみです。


 街の中央に Air Policeの本部と住居があります。ガレージには隊員だけが乗れる特別仕様のシャトルポッドが格納されています。


シャトルポッドが見えているガレージは、『球体』に『立方体』を突っ込んで『ブール』でマスクしました。
 右隣りに建つ住居は、『円錐』の頂点を低く下げて、半径を大きく広げた物を、一方は上下を逆さにして重ねてあります。




大規模店舗として作られたモールです。1階が駐機場となっていて、東側は明るい陽が射し込む全面ガラス張りの施設です。

 店舗へと続くスロープは、Ai(アドビ・イラストレーター)でキレイな曲線を描き、それをC4D Lへ取り込み、四角形と合わせてスイープさせて作りました。Aiファイルの取り込み方は、【2】複雑怪奇なマネージャ構成で書いております。

 4階までは、スプラインで陸上のトラックみたいな形を作って、押し出し機能を使って厚みをつけました。コーナーの丸みは。ただの四角形を描いておき。各角を『面取り』で丸めるときれいな曲線になります。それを積み重ねて完成。湾曲した屋上は、いったんスプラインで平面図を描き、押し出しで厚みを作ってから、下にさがる湾曲部分だけ、Z軸を調整して段差を作りました。『ソフト補完』をするときれいなカーブを描いてくれます。
 着色する前はこんな感じです。





たくさんのロボットが住むマンション、『ネオ・ザ・パレス』です。7階建てで必要あるのかどうか知りませんが給水塔もあります。


建物本体は『円柱』にデフォーマの『テーパー』を、強度 -30%、湾曲 0%で掛けてバケツ状の形にしました。
 デフォーマオブジェクトを出したら、まず湾曲させたいオブジェクトの下の階層(子)にします。続けてデフォーマの『親に合わせる』ボタンを押してから、いろいろと調整をするとやりやすいです。それからデフォーマオブジェクトの位置座標や角度を変えても思わぬ好結果を得られるときがあります。

 各階の窓は『パイプ』を半切りにした上にデフォーマで下部を縮めてガラス窓をはめ込んだものを一つ作り、それをインスタンス化して大量に並べました。
 並べるときはその親ヌルを作り建物の中心に置き、すべての窓が建物の正面に出る位置まで移動させ、後は 360°を均等割りにして並べました。


マンションの屋根は『球体』に強度を 500%にしたデフォーマの『テーパー』を掛けて円盤状にしました。
 給水塔の手すりやハシゴもインスタンス化した円柱と丸い球で組み立ててあります。





西側にある学校です。5階建てで、見晴らしのいいガラス張りの校舎になっています。

今回は夜景も考えています。


まだまだ街灯が足りませんが、昼間から夜に移り変わるようにキーフレームは打ってあります。問題は作業するパソコンが耐えられるかどうかです。現時点ではまだストレスを感じませんが、これにストーリが載ると果たしてどうなるか心配です。

 とまあ、いくら静止画を並べたくっても 動画にはかないません。の操縦するシャトルポッドで町内をひとっ飛びしてもらいましょう。予告編


 本編を製作するにあたり、今回はストーリを『起・承・転・結』の 4ブロックに分けました。それでも『起』だけで、約 6分16秒です。これをまともにエンコードするとおそらく 12時間はかかると思います。
 修正なしで完成なんてありえませんが、修正のたびに12時間ではあまりに酷です。そこで細かくシーン分けをして、 非圧縮のQickTime データに落としました。それを AE 上に並べて編集しています。修正になったらそのシーンだけ再エンコードして、無駄な時間を削りました。もちろん SE BGM も AEで合わせています。



意外と難しいのは 3D操作うんぬんよりも、字幕の表示時間とアニメーションの連携です。C4Dのタイムラインにマーカーラベルを張り付けて、そこにセリフを書き込んでおき、頭の中でそれを読み上げながらシーンを拵えていくという方法を取りました。
(続きの『承・転・結』は現在製作中です)


 次回はいよいよ "【17】迷い人への燈し火"です。C4D Lの総まとめで、ひとまず括っておきます。



【16】様々な物体を作る  やっと終わりました

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